四谷学院療育55段階プログラムの内容は?どんなことを学ぶの?【A段階】

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こんにちは、55レッスンの生田です。
四谷学院の療育講座「55レッスン」では、A~G段階まで7つの段階があります。
就学前の段階は、A・B・Cの3つに分かれています。

この記事では、最初の「A段階」について解説します。

学習目安の年齢は?

A段階の学習内容の目安は2~3歳です。
3歳頃までに身につけておきたい内容で構成されています。

実際の受講年齢層は幅広く、1歳後半から小中学生の年齢までいらっしゃいます。
四谷学院ではお子様の発達段階によって受講コースを選ぶことができます。

一般的な通信教育の場合、就学前は「年長・年中・年少」などお子様の年齢によって分かれていますが、そうするとお子様の発達段階と一致しないことも出てきます。
実年齢や学年に縛られず、お子様それぞれの「発達の段階」に最適な段階で学んでほしいと考えているため、55レッスンでは無学年制を採用しています。

そこで「A段階の対象年齢は●歳」というような表現はしていません。
「うちの子は、〇年生だから・・・」
と考えてコースを選びがちですが、実際の年齢は一つの目安としていただき、お子様の「できること」や「できるようになりたいこと」という観点から受講段階を選んでいただければと思います。

主な教材

「問題プリント」「絵カード」そして「指導書」が主な教材です。

特に特徴的なのが「指導書」です。「指導書」は保護者などお子様を指導される方のための教材です。一般的な子ども用通信講座には、こうした指導書がついていません。しかし、家庭療育においては指導書はとても重要な役割を果たします。

問題プリントなどのほかの教材と完全にリンクしているので、「うまく課題に取り組めない」「意図通りに進められない」など、学習がうまくいかない場合の対処方法まで、しっかりと説明されていますので、安心です。ケースに応じた適切な接し方や、お子様に伝わりやすい教え方を「指導書」では確認していただくことができます。

教材の工夫

プリントや絵カードなどの教材を使って、マッチング、分類、名詞と動詞の学習、線を書く練習など、基本的な学習スキルを身につけていきますが、中でも、かわいらしいイラストを使った絵カードが人気です。

使いやすい大きさや、イラストの工夫(リアルでありつつ、特徴をとらえた絵柄)、背景は「白」など、実はかなり工夫されています。
というのも・・・A段階では、はじめて「おべんきょう」に取り組む方が多いので、取り組みやすさはとても大切になってくるからです。

一般的な教材で取り組んだけどうまくいかず、55レッスンに切替えをされるケースでは、
「こんなにシンプルでいいの?」
とびっくりされることもあります。

それは、55レッスンのプリントが、大人の目から見ると「ものすごくすっきり」しているからです。
余計な装飾や過度なデフォルトは、「あえて」排除してあります。
お子様が集中して取り組めるように、発達段階を考慮してレイアウトやデザインも作成されています。

大人にとってはかわいく見えて、「子どもも喜ぶだろう」と思われるかもしれませんが、実は集中の妨げになっていることもあるんです。

個別サポート

お子様によって得意不得意は異なります。一人ひとりに合った指導を行うため、四谷学院では専任担当制を採用しています。
毎月、担任とのコミュニケーションシートとアドバイスシートのやりとり、そして質問制度で家庭療育をバックアップします。
学習指導の仕方、生活への活かし方のほか、療育や普段の生活で保護者の方が感じた疑問や不安に対しても、しっかりサポートしています。

療育55段階プログラム(55レッスン)ついて詳しく知りたい方は、ホームページをぜひご覧ください。