受講体験記 保育園の先生

「発達障害児支援士」を名乗れるようになった今、勇気をもって発言し、現場で協力し合えるように!

さん(保育士) 
経験年数0~1年

受講者

「発達障害児支援士資格」の認定証を受け取った今のお気持ちをお聞かせください。

障害児支援については、現場で働く職員の多くが研修等で学んでいると思います。しかし、それだけでは自信もつかず、周囲の信頼にもバラつきがあり、実践にあたっても一歩踏み出せない所がありました。資格として名乗れるようになった今、「皆で考えていきましょう」「この方法はどうか?」と少し勇気をもって周囲に発言し、協力し合えるようになりました

受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。

事例をいくつも重ねた訳ではないので、自分の支援が良いのかと不安は今でもあります。ただ心の負担はだいぶ軽くなり、「これでいいのか」ではなく、「これを試して様子をみて、駄目ならこっちの方法でやってみよう」と心にゆとりが出来ました。“結果はすぐに出ない”そう思うだけで、無理なく冷静に焦らず関わることができるようになりました

特に印象に残っている学習内容があれば教えてください。また、理由もぜひ!

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感覚過敏です。我が子も、タグが気になる、寝ない、ハンドドライ機が苦手、トイレが怖い、音が大きいと苦しいなど、多くの物とたたかってきました。どこに行っても診断はでず、現在は何も問題なく小学校へ通っていますが、当時は本当に悩んでおり、私も両親もヘトヘトクタクタ、苛立ちから酷い言葉も出ていました。「だんだんよくなる」「そういう子もいるが病気じゃない」「生活できていればいい」と当時の自分に伝えたいです

今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?

社会福祉士として病院でワーカーとしたり、支援員として小学校で働いたり、四谷学院さんで保育士に合格してから保育士として働いたりしています。2児の母シングルマザーなので、今の準常勤から正社員になれる職へ転職を考えています。資格を活かして一年間、職を探し、いつかは子と親を救えるような人となりたいです。週6、10時間保育の子どもたちの成長や問題点とも向き合っていきたいです。

子育てと仕事を両立!認定証が届いた時には疲れがふき飛ぶほどでした!

さん(保育士) 
経験年数5~10年

受講者

発達障害児支援士の認定証を受け取った時のお気持ちをお聞かせください。

勉強した事が報れたという嬉しい気持ちでいっぱいです。子育てと仕事に追われながら勉強していたので認定証が届いた時には疲れがふきとぶほどでした。早く認定証が欲しいあまりに無理をして夜中に勉強をする事もありましたが、今はがんばって良かったと心から思います。ありがとうございました。

受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。

受講後では、様々な指導方法を知ることができたので自分の指導の引き出しが増えました。子どもの気持ちを受容し、肯定的に話をするのは発達障害児に関わらず、定型発達の子どもにも対応できると改めて思いました。

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(具体的な支援例として)
保育園で母子分離が出来ずに泣いている子ども(3歳、診断有)に対して子どもが興味を持っている絵本を差し出し気持ちを切り替えられるようにした所、保護者から離れても落ち着いて過ごせるようになりました。

今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?

保育園の職場で発達支援に対する指導をしていきたいです。そして、「気になる子」にも対応できると思いました。
特に、問題行動に対する対応の内容で、かんしゃく・パニックでクールダウンさせる方法や場面転換させる手法はすぐに使っていきたい内容でした。

発達支援への理解が深まるとともに使命感へと変わっていきました!

さん(保育園・看護師) 
経験年数3~5年

受講者

受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。

受講前は対応ってこれでいいのか不安でしたが、受講していくうちに理解度が増していきました。受講後は、さらに学んだことを生かして子どもたちのために使命感へとかわり、そのプレッシャーの不安がありますが、がんばりたいと思います。

(具体的な支援例として)
年中クラスの女の子で自閉症スペクトラム障害の疑いの診断を受けています。
内科健診や歯科検診、身体測定など、自分の番がいつなのか不安があり、いざ名前を呼ぶと「いやだ、あとがいい」と不安そうな表情をします。そのときは、呼ばれたときに受けることができず、無理にするとパニックを起こすことがありました。
日付、時間などの理解は良好で、スケジュールとして理解することはできます。そのことから、前もってイベントの日時、内容、順番などを説明することにしました。
はじめにクラス全員に明日または今日のイベントについての内容や流れなどを説明し、その後個別にその女児に説明しました。 そうすることで全体の共通認識と、自分のとるべき行動も理解しやすくなったのか、自分自身の行動に対して自己決定することもでき、順番通りに受けることができるようになりました。

今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?

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保育園の子どもたちの中にも、生活上困っていることがたくさんあります。今回学んで「障害児」とありますが、そこにとらわれない子どもたちの成長過程の困り事に関わり、成長の手助けになればと思います。
また保護者にも知ってもらって子育ての困りごと相談ができるように援助できるようにしたいと思います。

仕事・家事・育児の合間を使って学びました。メニューが短く、取り組みやすくて助かりました。

D.Hさん(幼稚園教諭・保育士)
経験年数5~10年 支援担当0~1年

「発達障害児支援士資格」の認定証を受け取った今のお気持ちをお聞かせください。

合格できて嬉しいです!仕事・家事・育児の合間を使ってどのくらい時間がかかるのか、合格へたどり着けるのか心配でしたが、1つ1つの受講メニューが20分以内と短かく取り組みやすくて、助かりました

受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。

これまで以上に「事前準備」の大切さを理解することができました。又、独学で本を読むだけより「学んだ」という自信がつきました

特に印象に残っている学習内容があれば教えてください。また、理由もぜひ!

「1番にこだわる」ことへの講義です。今、担当している子がまさに、今、毎日1番へのこだわりと戦っており、どう対応すべきか悩んでいたので。

今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?

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自分も子どもも、担当している子も発達障害の特性を持っているため、「生きづらさ」を少しでも小さくし、明るい未来をすごせる様、日々の子育てや支援に生かしていきたいです。

思考が変化してきた気がします。こども園で、発達障害児の担当を希望したいと思います。

H.Nさん(保育士)
経験年数10~15年

受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。

以前は「この子は発達障害児だから…」と、レッテルを貼って子どもをみていた面があったと思いますが、まず行動をみたり、原因を考えたりと、その子のせいにせず、背景を考えて、どうしていくかを考えるように、思考が変化してきた気がします。習慣にしていきたいです。

特に印象に残っている学習内容があれば教えてください。また、理由もぜひ!

STEP20の答え方がわからない→答え方を教える、という内容の所です。援助要請という所を初めて考えました。分からないこと、つまづくことがないようにすることが支援士なのかなとかんちがいしていました。分からない時には「分かりません。教えてください」と自分で言えるようにすることも大切なのだと気づいた内容で、とても印象に残っています。

今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?

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現在保育士としてこども園で勤務しています。来年度の担任決めがもうじき行われるので、園長先生との面談時に、発達障害児の担当を希望したいと伝えてみたいと考えています。

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