受講体験記 学校の先生
原因がハッキリすると支援法が見つかる。「子どもっておもしろい!」とさらに思えるようになりました。
T.Sさん(特別支援学校教諭)
経験年数5~10年
受講前と受講後でご自身の指導に変化を感じられましたか?
変化があった場合、具体的にどのように変わったか教えてください。
改めて、障害の有無に関わらず「子どもの行動には理由があること」を感じました。
例えば、注意散漫な子どもに対して「好奇心旺盛な子ども」と感じていたのが、「どうしたら集中力が持続するのか」や「注意散漫な理由は何だろう?」と、子どもをより観察するようになりました。そして、行動に対して原因がハッキリしてくると支援法が見つかり、「子どもっておもしろい!」とさらに思えるようになりました。
特に印象に残っている学習内容があれば教えてください。また、理由もぜひ!
STEP44「相談をする・報告をする」です。
困っている状況で誰にも相談ができずに時間が過ぎてしまう子どもを多く見てきました。受講前はどう支援をすればよいか悩んでいましたが、この講座での学びを活かし、今後は具体的な相談のセリフや誰に報告をするのか明確にして伝えていこうと、支援の幅を広げることができました。
今後、知識や資格をどのように活用したいと思っていますか?
キャリアを重ねていくと、同僚や保護者から相談を受けることが多くなってきます。その時には、相手が何に悩んでいるのかを明確にして、実体験を踏まえて具体的な解決策を提案できるようになりたいです。また、悩みを聞いてほしい人もいると思うので、相手の話に傾聴し、カウンセリングマインドをもって接したいです。そして、この資格を取得したことに満足せず、これからが出発点と捉えて、さらに発達障害について理解を深めていきたいです。