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専門家からのアドバイスで得られること【療育】【発達障害】【自閉症】

  公開日:2018/01/23
最終更新日:2019/11/25

※この記事は約5分で読めます。


こんにちは、四谷学院の生田です。

最近、テレビやネットを見ていても「療育」「発達障害」「自閉症」などについての興味・関心が高まりを見せています。
以前は、指導者を中心とした、いわゆる専門家が手に取るような難しい書籍・テキストが多かったのですが、今では一般の方が書店でも購入できる書籍も増えてきました。
ご家族や当事者、そしてクラスや周囲にそういった方がいて興味を持ったという方など、「初めて“療育”という言葉を知りました!」という方もいらっしゃいます。
インターネットでも、療育や発達障害に関するサイトがたくさん作られていて、SNSでも当事者やその家族からたくさんの情報が発信されています。

「正しい」情報とは何か?

熱心な方ほど、インターネットで色々な情報を集めたり、書籍を読んだりしていらっしゃると思います。
今読んでいただいている、このブログもその1つですが、本当にあふれるほどの情報量です!

色々な経験や、考え方、あるいは信念など、読むことができます。文字だけでなく動画を公開されている方もいますよね。

「そうそう!私もそう思っていた!」というものから「え?そうなの?ちょっと違うと思う…」「それ、ちょっと極端すぎない?」という意見や情報、あるいは「へー、そうなんだ、知らなかった」と驚く知識などなど、色々な情報や意見が、(言葉を選ばなければ)「錯綜」しているようにも感じます。ですから、なかには矛盾した情報や相反する解説もあります。

昨今「フェイクニュース」「情報リテラシー」という言葉が聞かれるようになりました。文部科学省でも初等中等教育において、情報を活用する能力の重要性を認めています。
「正しい情報」を自分で選び取っていくスキルが、ある程度必要な時代になっているということです。

一人ひとりに向き合うことの大切さ

最近では個人が簡単に情報を発信できるようになりました。例えば、
「自閉症児を育てるママのブログ」
「凸凹発達ちゃんの成長記録」
こうしたタイトルの個人ブログやSNSでご自身の経験談をシェアしてくれます。どれもこれも貴重な情報であり、頑張っている人がいることを知ることで大いに励まされる人もいると思います。

しかし・・・
それはあくまで「個人談」です。

1つの正解ではありますが、万人の正解ではありません。
「子育てに正解はない」ということですよね。たくさんの正解があるし、一人ひとりで正解も違います。

ひとつ、55レッスンの体験談をご紹介いたします。

●●先生にいただきましたアドバイスが、とても役に立ってます。
今回、偏食についてのアドバイスをいただき、勇気が出ました。これからどうすべきか、というのが見えてくると、「それを目指してがんばろう」と思えて安心できます。
素人なりに書籍などでも勉強はしておりますが、私にとってはわが子のことしか、経験はありません。
本を読んでも、なかなか家庭で実践できるまでにはなりにくいですし、本にはこう書いてあるけれど、うちの子は違う・・・ということもあります。
安心したくて、がんばって調べているのに、その行為や情報がかえって混乱を招いたり、自信を喪失させることもあったんです。

55レッスンでは、担任の●●先生から、ほかの誰でもなく「私の息子●●」についてアドバイスを下さるので、とても納得できますし、またアドバイスが具体的で実践しやすいものばかりです。
月1回の「コミュニケーションシート」を書く時に「ダイアリー」を見直すと、わが子の成長がはっきりと実感できます。
※個人情報保護のため改編しています。

いかがでしょうか?
ネット情報や書籍はもちろん役立つものですが、子どもは一人ひとり違っています。
歌が得意な子がいれば、走るのが速い子もいる。「発達障害だから」「自閉症だから」と言って、すべて同じくくりに入れるのは、少しらんぼう過ぎることもあるでしょう。

ブログやSNSも上手に利用するのは、とてもいいことだと思います。私も「辛い時に読むと元気がでる」というブロガーさんがいます。直接交流はしていないのですが、素敵な人は元気のもとになってくれますよね。
それとは別に「私が今何をすべきか」「我が子はどうなのか」と考える時は、ほかの誰とも比べません。比べても意味がないからです。
「キャベツと玉ねぎ、どっちがおいしいか?」と比べませんよね?食べる人の好みや調理の仕方、あるいは旬の季節、それぞれの好みなどあります。それと同じです。

専門家からのアドバイスで新しい視点を得る

子どもと最も長い時間を過ごし、「どうしていいわからない」ということをも含めて子どものことをもっともよく知るのは家族です。
しかし、家族や当事者だと「近すぎて見えない」ものもある、というのは事実です。近すぎてみてない、辛い方ばかり見えてしまう、など、ありますよね。
子どもの育て方、対応方法、言葉のかけ方や思考のクセがあって、その枠から外れる時に不安になってしまうのかもしれませんね。

一方で「専門家」と呼ばれる人は、その子のことはまだよく知らなくても、たくさんの経験やたくさんの研究を重ねているので、数多くのの引き出しを持っています。
そこで、家族から詳しく話を聴いていく中で、家族が気づかなかった視点からのアドバイスを提供できることがあります。そして、専門知識と経験に裏付けされた安心できる言葉をかけることもできます。もしも辛い気持ちでいるのであれば、それは家族にとってあたたかな救いの言葉となるはずです。

 「子どものことを一番よく知っている家族」&「客観的にも見られる専門知識を持った指導者」 

これがまさに、一番強力なタッグですよね!

おまけ:スペクトラムという考え方

以前は自閉症、アスペルガー症候群などと別々の障害とされていましたが、現在では「自閉症スペクトラム」と呼ばれています。
「スペクトラム」とは、連続体という意味です。
つまり、一つひとつを別のものではなく、連続した症状としてまとめた新たな分類方法なのです。

スペクトラムという概念を取り入れたことで、より柔軟に把握できるようになったとされています。
決めつけたり、1つの正解に固執したりしない、「柔軟な把握」が大切です。

私たちは、お子様にに寄り添い、良さを引き出し、社会と向き合う力を高め、自分らしく充実した生活を送っていただきたいと考えています。
四谷学院の療育「55レッスン」について、くわしくはホームページをご覧ください。

 

 

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