こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
今回は、「文章が読めない」ことの背景にある苦手さを考えてみましょう。
問題文が読めない
ひらがなの読み方を一通り覚えた小学校低学年~中学年あたりから、
「問題文が読めない」
というご相談が増えてきます。
「読めない」にもさまざまな様子があり、
一文字ずつぎこちなく読むのか、
長文になると止まってしまうのか、
何度も同じところを繰り返し読んでしまうのか、
読んでも内容を理解できないのか、、、
などなど、
具体的に状況を把握することが欠かせません。
一般的に、問題文が読めない背景には、以下のような点に弱さがあると考えられています。
「読めない」の背景にある弱点
・目の動かし方
・読んだ内容を一時的に覚えておきながら先を読み進め、既に読んだ内容と新しく読んだ内容を統合して理解していく力
・複数の情報を頭の中でまとめて解釈する力
・文字を正しく読み取る力
・読んだ内容を頭の中でイメージする力
・文法や単語の理解
・集中を維持する力など
・読んだ内容を一時的に覚えておきながら先を読み進め、既に読んだ内容と新しく読んだ内容を統合して理解していく力
・複数の情報を頭の中でまとめて解釈する力
・文字を正しく読み取る力
・読んだ内容を頭の中でイメージする力
・文法や単語の理解
・集中を維持する力など
お子さんが文章を読めない原因がどこにあるかによって、どんなサポートをすれば良いか変わってきます。
誰かに「読めない」を相談する時には、お子さんが具体的にどんなところでつまずいているのか、上の一覧を参考にしながらぜひもう一歩、お子さんのご様子を丁寧に見つめてみてくださいね。
それでは、また。
55レッスンでは、各段階必ずついてくる「成長ダイアリー」にお子さんの日々の学習中のご様子を記録していきます。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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