文章が読めないことの背景にある苦手さ

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こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
今回は、「文章が読めない」ことの背景にある苦手さを考えてみましょう。

問題文が読めない

ひらがなの読み方を一通り覚えた小学校低学年~中学年あたりから、
「問題文が読めない」
というご相談が増えてきます。

「読めない」にもさまざまな様子があり、
一文字ずつぎこちなく読むのか、
長文になると止まってしまうのか、
何度も同じところを繰り返し読んでしまうのか、
読んでも内容を理解できないのか、、、
などなど、
具体的に状況を把握することが欠かせません。

一般的に、問題文が読めない背景には、以下のような点に弱さがあると考えられています。

「読めない」の背景にある弱点

・目の動かし方
・読んだ内容を一時的に覚えておきながら先を読み進め、既に読んだ内容と新しく読んだ内容を統合して理解していく力
・複数の情報を頭の中でまとめて解釈する力
・文字を正しく読み取る力
・読んだ内容を頭の中でイメージする力
・文法や単語の理解
・集中を維持する力など
 
お子さんが文章を読めない原因がどこにあるかによって、どんなサポートをすれば良いか変わってきます。
誰かに「読めない」を相談する時には、お子さんが具体的にどんなところでつまずいているのか、上の一覧を参考にしながらぜひもう一歩、お子さんのご様子を丁寧に見つめてみてくださいね。

それでは、また。

55レッスンでは、各段階必ずついてくる「成長ダイアリー」にお子さんの日々の学習中のご様子を記録していきます。

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