指示を聞かない!発達障害の子どもを動かす声かけテクニックとは?

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こんにちは、四谷学院の生田です。

こちらが指示したことに従おうとせず、自分のやりたいように貫き通そうとする。
そんな子どもの行動に、親は腹を立てたり、「私を困らせようとしているの?」と思ったり…

子どもと接していると、こんなご経験をされることもあるでしょう。

今日は、そんな状況を打破する突破口があれば…とお考えの方のために、子どもを動かす、とっておきのワードをお教えします。

子どもに動いてもらうには?

子どもを動かす、とっておきのワード、

それは…

「お願いします」

たったこの一言です。
拍子抜けされた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当かウソかは、ぜひ実際にお試しいただければと思います。

「早くしなさい!」
「違うでしょ!」

こうした言葉は、受ける側はもちろんのこと、発する側の心にも影響します。
実際、怒っているうちにどんどん腹が立ってきたり、怒り出したら止まらなくなってしまうこと、ありますよね。

だから、自分の気持ちを静めるためにも、伝え方を変えてみるんです。

手の平を合わせてちょっとオーバーに・・・

○○くん、お願い!
まあ、仕方ないな。

お子様の顔を見て首をかしげながら・・・

着がえてもらえるかな?お願いします!
お願いされているからやってあげようかな。

このように、「お願い」をされたお子様は、こちらが望んだ行動をとるようになるんです。

指示どおり動かないと一口に言っても、実際は知的遅れが比較的なく単純に面倒くさがってやらない場合、知的遅れがあり指示の理解が難しい場合など、様々でしょう。
ですが、この言葉は、比較的認知の低いお子様にも有効なので、一度試してみる価値はあると思いますよ。

それでも言うとおりにしない時は?

どうしてもやってくれない。
何度試してみても、嫌がる。

このようなときは、お子様が、なぜ繰り返すのか理由を考えましょう。

もしかすると、お子様にとって要求されている内容のハードルが高すぎるのかもしれません。
指示の内容が理解できず、『どうすればいいの?』という困り感を体現しているのかもしれません。

そうした困難さがあるのであれば、「声かけ」以前の工夫が必要となります。

・課題内容のレベルを調整する
・やってほしいことを視覚的に伝える 
など

一人で悩んでいても、なかなか出口は見つからないこともあるかも

一人で抱え込んで、辛い思いをしていませんか?

「55レッスン」は、家庭療育の通信講座です。お子様の特性や性格を踏まえて、どんな働きかけが有効か、担任の先生がアドバイスしていきます。アドバイスシートのほか、いつでも利用可能な質問制度もご活用いただければと思います。
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