こんにちは、四谷学院の生田です。
私は55レッスンの運営に携わっていますが、毎日お電話やWEBからご質問をいただきます。
そのうち、最も多いご質問のひとつが「どの段階から始めたらよいでしょうか?」という内容です。
この記事では、スタート段階を決めるときのポイントをお伝えいたします。
お子様の受講段階選びにお役立ていただければと思います。
年齢に関係なくお選びください
四谷学院の55レッスンは、AからGまでの各段階で教材をご準備しています。
どの段階からでも受講を開始していただける、ということなのですが、
「どこでもいい・・・といわれても、どこからスタートするのがベストなの?」
という疑問も当然出てきますよね。
四谷学院の55レッスン(療育55段階プログラム講座)は、無学年制です。
今のお子様の年齢や学年に関わらず、段階を自由に選べます。
「今、小学1年生だからD段階Part1」というわけではありません。
お子様の苦手なことや課題に合わせて、適切な段階からスタートすることが大切です。
受講されている方の大半が、実際の年齢・学年よりも前の段階からスタートされています。
もちろん、実際の年齢や学年にあわせて受講をはじめる方もいらっしゃいますし、なかには「予習をさせてあげたい」ということで、先の段階を受講する方もいらっしゃいます。
特製ツールをお試しください
資料をご請求いただく際、受講段階に迷う・・・という方には、「チャレンジ見本」を一緒にお届けします。
「チャレンジ見本」は、今のお子様にぴったりの段階がわかる無料の判定テストです。
さらに受講相談では、簡易チェック用に「段階チェックシート」もご用意。
こちらは、お子様が「何ができて何ができないか」という点を、と各段階の学習内容を照らし合わせながら段階判定を行う診断ツールです。
ホームページから簡単にダウンロードできますよ。
「前の段階」から取り組むのがおすすめです
たとえばこんなケースがあります。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=” “] D段階Part3は苦手な分野があって心配。前の学年のものだし、いま、小学2年生なのだから、E段階Part1からやらせたい。
でもやっぱり少し難しいかも。
・・・どうしよう・・・ [/speech_bubble]
「今は■年生だから」「■歳だから」という理由で、上の段階を選んでしまうと「できないこと」がどうしても多くなりがちです。
できないことが多すぎると、お子様が「あれもできない、これもできない・・」と不安に感じ、その結果「やりたくない」と、学習意欲の低下につながることがあります。
ご家族にもあせりの感情が出てきてしまうと、それがお子様に伝わってしまうおそれもあります。
前の段階でできないことがあるまま、次の段階に進んでしまうことで、お子様のつまずきの原因となってしまうことも。その際には、結局前の段階に戻らなくてはならなくなってしまうんです。
そういった意味からも、内容に少しでも不安がある場合は、その段階から始めることをおすすめしています。
達成感・自信の重要性
基本的には、お子様にとって「少し簡単かな」と思う段階から取り組まれるのが良いと思います。
課題に取り組んでいく中で「できた!」という達成感をお子様に味わってほしいためです。
ほめられる経験を得ることが、子どもたちにとって非常に大切です。
この経験が新しいこと、苦手なことに取り組もうとする意欲につながっていきます。
55レッスンは一つひとつの「できる」が積み重なって、さらに高度なことができるようにカリキュラムが組まれています。
お電話・WEBで相談できます
「チャレンジ見本や段階チェックシートで確認しても、段階を決めかねる・・・」
ということもあるかもしれません。しかし、ご安心ください。
その場合は、ぜひお電話やWEBにて「受講相談」を受け付けていますので、ぜひご連絡ください。
問題に取り組んだ結果やお子様の様子などお聞かせください。
お子様に合った段階を専任スタッフが提案いたします。
通話料無料 0120-428022
受付時間:10:00~18:00(土日祝除く)
WEBサイト「お問い合せフォーム」からでもご相談いただけます。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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