発達障害のある子どもへの支援がうまくなるには?新年の抱負を立てよう!

※この記事は約7分で読めます。

1月も中旬近くなりました。
あなたはもう、「新年の抱負」は立てられましたか?

「目標を決めなきゃと思いつつ、気づけばこの時期になってしまった」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。

漠然と毎日を過ごすより、自分で決めた目標に向かって行動する方がはるかに有意義な時間を過ごせるものです。

でも、分かっていても、実際に目標を立てて行動するのはなかなかハードルが高いですよね。

そこで、今回の記事では
・目標の立て方
・目標を実現するコツ
・「今」からできること
の3つについてお話したいと思います。

自分が納得できる目標を立てることは、気持ちよく1年のスタートを切る上でとても大切です。

「目標を決めるために色々考えるのは腰が重い……」

そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

動画はこちらをどうぞ!

目標はどう立てる?

目標を立てるためには、振り返りをする必要があります。

『振り返りをすることの重要性』については、こちらの記事でお話していますので、まだの方はぜひチェックしてみてくださいね。

【先生向け】本当に意味のある振り返りとは?2つのポイントを解説します!
いよいよ今年も残すところあとわずかになりました。 あなたにとってこの1年は、どんな年でしたか? 保育...

実際に振り返りをしてみると、「あれもできなかった、これもできなかった」とうまくいかなかった出来事がたくさん思い出されたかもしれません。

でもそれって、よく考えてみると、できないことがたくさんあるわけではなくて、失敗のパターンはいつも同じだったりするんですよね。

たとえば……

  • 忙しくなると笑顔がなくなってしまうことがある
  • 困った行動に対して、いつも一辺倒の支援法しか思いつかない
  • 保護者と接する時にオドオドしてしまう
  • このように、振り返りの中で「自分ってこういうことが苦手なんだな」という発見があるかと思います。

    あるいは、自分の苦手なことはなんとなく分かっていたけれど、こんなにも普段の行動に影響していたんだ、という気づきもあるかもしれませんね。

    こうした課題への向き合い方こそが「今年の目標」となるのではないでしょうか。
    見つかった課題に対して、まずは「自分はどうしたいか」を言語化してみましょう。

  • 子ども達が楽しいと感じてくれる時間を増やすために、いつも機嫌のいい先生でいる
  • 今よりも柔軟な発想ができるように、1つの困りごとに対して3つの支援法を考えてみる
  • 信頼される指導員になるために、保護者に日々の子どもの成長をこまやかに伝える
  • この時、たとえば「オドオドしないために、知識を身につける」というような書き方をすると、保護者対応そのものに消極的になってしまいかねませんから注意が必要です。

    そうではなく、「△△できるようになるために、○○する」という目標の立て方をすると、積極的に目標の実現に向けて行動しやすくなりますよ。

    目標を実現するコツは?

    振り返りをする上では、『書くこと』が大切だというのは、以前の記事でお伝えをしました。

    【先生向け】本当に意味のある振り返りとは?2つのポイントを解説します!
    いよいよ今年も残すところあとわずかになりました。 あなたにとってこの1年は、どんな年でしたか? 保育...

    同じように、目標も決まったら「書くこと」、そして「定期的に見返すこと」が大切です。

    そんなこと?と思われるかもしれませんね。

    でも、どんなに志が高くても行動に移せなければ意味がありませんから、自分のやるべきことに敏感になるためにも「書いたものを見返す」というのはとても重要なことです。

    つまり、いかに行動するハードルを下げられるか、ということですね。

    また、目標が書かれている紙は、困った時に頼れるお守りのような存在とも言えます。

    なぜなら、その言葉はまさに、あなたが仕事をする上での指針そのものだからです。

    「今、余裕がなくなってるかも。こんな時こそ笑顔を意識しないと」
    「今日もなかなかお昼寝しないなぁ。よし、いつもと違う方法でアプローチしてみよう」
    「保護者の方の質問にうまく答えられなかった。まわりの人にも相談して、Aくんにベストな支援法をもう一度提案してみよう」

    このように、そこに書かれてある言葉はそのまま答えになるわけではありませんが、指導の方針に悩んだり迷ったりした時のガイドラインとなってくれるはずです。

    このガイドラインがあることで、なにかトラブルが起きても、落ち着いて次の行動を考えられるようになるようになることでしょう。

    今からできることは?

    ここまで、1年の目標の立て方と、目標を実現するためのコツについてお話してきました。
    最後は、実現に向けて「今からできること」を考えていきます。

    自分で立てた目標をスムーズに達成する方法の1つは、体系的な知識を身につけることです。

    支援の引き出しがないうちは、指導の仕方に悩んだ時、その都度ほかの人に訊いたり、自分で調べたりして対応することになるかと思います。

    でも、それだとどうしても場当たり的な支援になりやすいですし、適切な支援に辿り着くのにも時間がかかってしまいますよね。

    一方で、バラバラの知識もそれぞれを関連付けて整理することで、知識と知識に繋がりを感じられるようになります。そうすると、あらゆる場面において目の前の子どもに合った支援法にアクセスしやすくなるでしょう。

    『体系的な知識』とは、まさにこのことです。

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    ここでは、実際に受講された方からの声をいくつかご紹介します。

    受講前は、「なぜ、どうしてなんだろう?」と疑問に思っていた子どもの行動。受講後は「なるほど、そういうことだったのか」という子どもに対しての理解が出来るようになりました。
    自分の配慮や関わり方の引き出しが増えて、余裕がもてるようになりました。
    心の負担がだいぶ軽くなりました。「これでいいのか」ではなく「これを試して様子をみて、駄目ならこっちの方法でやってみよう」と心にゆとりが出来ました。

    発達支援について学ぶことは、あなたが目標を達成する上での心強い後押しになります。

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