発達障害が発見される3つのタイミング

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の生田です。

発達障害」が、発見される時期については、みなさんそれぞれです。
自閉症については、比較的早い時期から兆候がみられ、健診がきっかけになることもあります。

この記事では、発見のきっかけとなる3つのタイミングをご紹介します。

1歳6ヶ月健診

  • 目を合わせる
  • マネをする

1歳6ヶ月健診では社会性の発達指標をもとに、対人面、コミュニケーション面の発達を確認します。社会的行動が日常的にみられない場合は、自閉症を含む広汎性発達障害の可能性を考えます。

3歳児健診

  • 特定の物へのこだわり
  • 注意・集中
  • 多動性(落ち着きがない、すぐに動いてしまう)

3歳児健診では、普段の様子を保護者の方に質問しながら確認をしていきます。子どもには名前や年齢を質問したり、大きい・小さい、色を聞くなど、認知発達面の確認を行ったりします。
3歳児健診では精神遅滞や広汎性発達障害等の発見を視野に入れています。

小学校にあがったら

年少児のADHD(注意欠如・多動性障害)の判断は難しく、ADHDや学習障害は就学後に発見されることが多くあります。
ADHDは「授業中じっと座っていることができない」などの相談から気づく場合が多く、学習障害(LD)は、小学校高学年になってから、テストの点数や授業中の要するから気付く場合が多い傾向にあります。

子どもたちが生活していく上で必要な能力を身につけるために、その子の特性を把握しながら適切な働きかけ(=療育)を早くから行っていきましょう。