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[療育55段階プログラム] 発達障害とは[療育55段階プログラム] 発達障害とは

日本自閉症スペクトラム学会 常任理事 寺山 千代子先生日本自閉症スペクトラム学会 常任理事 寺山 千代子先生

監修:日本自閉症スペクトラム学会 顧問

寺山 千代子先生

<プロフィール>

富山大学教育学部・東京学芸大学臨時養成課程・星槎大学大学院修了。
公立小学校教諭、国立久里浜養護学校教諭を経て、1977年より国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)情緒障害教育研究部研究員、主任研究官、室長、同研究所分室長を歴任。
99年に植草学園短期大学教授、06年に目白大学客員教授に就任。以降、星槎大学客員教授、植草短期大学名誉教授を務める。
日本自閉症協会グローバル会理事、白百合女子大学臨床センター顧問。

発達障害とは?

それぞれの発達障害の特性

発達障害とは生まれつきの障害で、現在では脳機能の障害と考えられています。大きく「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder)」「限局性学習症/限局性学習障害(Spevific Learning Disorder)」「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)」の3つに分けられ、なかには発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder)が加えられる場合もあります。

以前は、広汎性発達障害の中に自閉症アスペルガー症候群が含まれていましたが、国際的な診断基準のガイドラインであるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」として統合されました。

ASDは、LD、ADHDを併発することも多く、さらにどれも似たような症状が起こるため、専門医でなければ判断はできません。また、年齢や環境により目立つ症状が違ってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。

発達障害は、その障害特性ゆえに生活上の困難さが目立つ一方で、優れた能力が発揮されている場合もあり、周りから見てアンバランスな様子が理解されにくい障害です。発達障害の詳しい原因はまだよくわかっていませんが、その特徴は小さい頃から現れます。そのため、 早い時期から周囲の理解を得ること、能力を伸ばすための療育等の必要な支援や環境の調整を行うことが大切になります。

子どもについて気がかりなことがあったら…?

気がかりなことは早めに専門医に相談しましょうもし「うちの子は発達障害かもしれない」と心配されるようでしたら、早めに専門機関(児童相談所、児童精神科や小児神経科などの専門外来、保健センターなど)に相談されることをお勧めします。1歳半健診や3歳児健診では発達状態のチェックがありますので、その時に相談することもできます。

場合によっては「もう少し様子をみましょう」と言われることもありますが、いわゆるグレーゾーンであっても、早めに適切な働きかけを行っていくことは決してマイナスにはなりません

もし、ASD・LD・ADHD、あるいは発達障害の疑いと診断されたら…?

療育が受けられる場所

ASD・LD・ADHDなどを根本から治療するような方法や薬は今のところ存在しません。しかし、障害を理解し、症状や状態に適した接し方や環境を整えてあげる事(療育)によって、症状を緩和することはできます

また、症状緩和の薬物療法もありますが、薬物療法はあくまで対症療法であり、ASD・LD・ADHDなどを根本から「治療」するものではありません。自傷、他傷行為、多動、パニック、興奮、不眠、こだわりといった症状を抑えるために用いられ、療育が効果的に行えるようにするものです。

まずはお子様へどのような支援ができるのかを確認しましょう。基本的には、お住まいの地域の発達障害者支援センターが相談窓口となります。

療育の方法としては、まず療育機関に通うことが挙げられます。ただし、こうした機関で療育を受けられる時間は限られています。お子様が多くの時間を過ごすご家庭でも療育を行えると、お子様の成長をより促すことができます。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、可能な範囲の中で適宜組み合わせながらベストな対応をしていきましょう。

小学生のお子さまの場合はこちらも:特別支援学級とは?

  療育機関
(療育センター、医療機関など)
自宅
メリット ○専門的な療育を受けることができる

○通園・通学・通所の負担がない
○子どものペースで継続して取り組める
○親が子どもの得意不得意を把握できるようになる

デメリット △近くない場合通うのが困難
△通える回数が少ない場合がある
△混みあってなかなか予約が取れないことがある

△親に専門知識がないと子どもに合わない教材を使用したり、間違った働きかけをしてしまう場合がある
△市販の教材では体系的な学習ができない、手作りで用意するのも大変
×評価が難しい

療育機関
(療育センター、医療機関など)
メリット
○専門的な療育を受けることができる
デメリット
△近くない場合通うのが困難
△通える回数が少ない場合がある
△混みあってなかなか予約が取れないことがある
自宅
メリット
○通園・通学・通所の負担がない
○子どものペースで継続して取り組める
○親が子どもの得意不得意を把握できるようになる
デメリット
△親に専門知識がないと子どもに合わない教材を使用したり、間違った働きかけをしてしまう場合がある
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×評価が難しい


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早期発見・早期療育の重要性

自閉スペクトラム症などの発達障害のある子どもたちは、その障害の特性から、学習面や社会性・コミュニケーションといった生活面についてさまざまな困難を抱えています。年齢があがって生活の場が変化するにつれて、子どもたちが直面する困難はさらに増えていきます。

障害に気づかない、あるいは気づいていても適切な支援を受けることができないと、失敗体験が多くなり、「自分は何をやっても駄目なんだ」などと自尊感情の低下につながる、あるいは周囲の無理解や非難によって、うつなどの二次障害などにいたる場合もあります。
発達障害の子どもたちは決して「学べない」のではなく、その子に合わせた働きかけを行うことで「できること」が増え、その結果、生活面において適切な振る舞いができるようになります。働きかけが早ければ早いほど、その可能性は高まります。

ただし、学びやすい方法は子どもによって異なるため、その子に合った学び方を考えると同時に、周囲の環境を整えてあげる必要もあります。特に小学校就学前の場合は1日の大半を各家庭で過ごすことになるため、家庭の環境を整えることは成長を促す上でとても大切です。また断続的な取り組みよりも、家庭での日々継続した取り組み方のほうが内容の定着を促し、普段の生活の中で学習成果を発揮できるようになります。

子どもたちが生活していく上で必要な能力を身につけるためにも、その子の特性を把握しながら適切な働きかけ(=療育)を早くから行っていきましょう。

発達障害の早期発見のために

発達障害に気づくきっかけとして、乳幼児健診があります。子どもが小さいうちの育児では保護者も特に戸惑うことが多く、子どもの発達面についてはどこに相談したらよいか悩むことも多いでしょう。ですから、子どもの発達を定期的に、様々な角度から確認できる乳幼児健診はとても貴重な機会となります。保護者が子どもを少し離れたところから客観的に見つめ、また発達に関して専門家に診断してもらい、普段の様子を相談できるチャンスですので、気になることがあれば遠慮なく相談し、上手に活用しましょう。

●1歳6ヶ月健診

通常は1歳6ヶ月までに目を合わせる、真似るなどの行動が見られ、社会性が芽生えてきます。大人とコミュニケーションをとりながら一緒に遊べるようになると、その遊びを通じて、子どもは言葉をはじめとするたくさんのことを学んでいきます。健診では社会性の発達指標をもとに、対人面、コミュニケーション面で順調に発達しているかの確認をします。1歳6ヶ月健診ではこれらの社会的行動が日常的にみられるかを確認し、みられない子どもについては、自閉スペクトラム症の可能性や、社会性の発達に弱さをもつ傾向があります。

●3歳児健診

3歳児健診では、特定の物へのこだわり、注意・集中、多動性(落ち着きがない等)があるかどうかについて、普段の様子を保護者に質問しながら確認します。また子どもに対しては、名前や年齢について質問したり、大きい・小さい、色などについての認知発達面の確認を行ったりしています。
3歳児健診では知的な遅れや自閉スペクトラム症の発見を視野に入れています。年少児の多くは落ち着きがないためADHDの判断は難く、読み書きなどの機能についても評価するのはまだ早いと言えるでしょう。ADHDやLDは、学校に上がってから支援ニーズが顕在化してきます。

発達障害のおもな発見の時期

それぞれの発達障害ごとの発見の時期については、以下のように記載されています。
自閉スペクトラム症については1歳~2歳の早い時期から兆候がみられます。ADHDは小学校に上がってから「授業中じっと座っていることができない」などの相談から気づく場合が多くあります。LDの発見は小学校高学年が多くなっています。

自閉症(自閉症スペクトラム障害) 幼児期前期(1~2歳)>幼児期後期(5~6歳)
注意欠陥多動性障害(ADHD) 学童期(7~12歳)>幼児期後期(5~6歳)>幼児期中期(3~4歳)
学習障害(LD) 学童期後期(11~12歳)>学童期前期(7~8歳)

出典:国立精神・神経医療研究センター「発達障害早期総合支援研修」テキスト

発達障害に気づいたらするべきこと

子どもが同年代の集団の中にいると、すごく得意なことがある一方で、すごく苦手なことがあるのに気が付きます。発達障害があるなしに関わらず、人間は誰もが凸凹した特性を持っているものですが、発達障害の場合にはその差が大きいことで、日常生活で困る場面が出てきます。

まずは子どもが何に困っているのかよく観察し、好きなこと・得意なこと、嫌いなこと・苦手なことを整理してみましょう。苦手なことでも、好きなこと・得意なことからアプローチすることで、凹みを埋めていくことはできます。不要なストレスや失敗をなくせるように配慮し、「自分にもできるんだ」という自信や自己肯定感をはぐくんでいくことが大切です。

また子どもに発達障害の可能性がある場合、どのくらい周囲に知らせたらよいか、悩む方も多いでしょう。「育て方が悪い」「親の責任」などと言われるのではないかという不安や自責の念に追われ、多くの方が伝えるのに躊躇したり悩んだりします。しかし、周囲に何も伝えないでいると、子どもが「わがまま」「悪い子」などと決めつけられ、子どもが必要な支援を得られない可能性があります。

専門家による診断や評価がされるまでに時間がかかることも多くありますが、適切な支援の必要性を感じた時には、子どもの発達の特徴について周囲に知らせる、相談することが大切です。保育所、幼稚園、学校など、子どもと関わりの深い周囲の方と共有することで、ご家庭以外の場所でも子どもの成長をサポートする環境を整えることができます。特に社会性が芽生える幼児期には、適切な環境を整えることが最重要となりますので、早期の対応が望ましいでしょう。

子どもの発達障害を受け入れる

保護者にとって、自分の子どもに障害という診断がつくことや、その可能性があると告げられることはとても大きな衝撃です。「そうかもしれない」と感じていたとしても、すぐに飲み込むことは難しいでしょう。悲しみや怒り、認めたくないという気持ちが起こるのは当然です。

まずは発達障害に関する正しい情報を得ること、次に第三者や療育機関など、悩みを相談できる人・場所を確保する、そしてありのままの子どもを受け入れる心の準備ができた時、じゃあどうやって子どもの可能性を伸ばせるか?というステップに立つことができます。できるだけの療育を行い、子どもの困り感を減らしていく。発達障害を受け入れるということは、決して子どもを悲観的に見るということではなく、この先の可能性を広げていくための大きな第一歩です。

発達障害についての正しい理解

発達障害は先天的(生まれつき)の脳機能障害で、親の育て方や愛情不足などという後天的な要因ではありません。
一口に発達障害と言っても、症状や特徴は一人ひとり違います。ASDやLD、ADHDなどの診断名は、各症状の強さによってつけられますが、成長過程において目立つ症状が変わり、診断名が変わることもあります。またASDやLD、ADHDは併発することも多くあります。そのため、自閉スペクトラム症と診断されたからこう支援するといい、などと決めつけず、診断名はあくまでも目立つ部分として捉え、子ども本人の特徴を見極めたうえで、療育や指導に反映させることが肝要です。

発達障害の人は生まれつき得意・不得意の凸凹が定型発達の人よりも目立ちますが、成長過程において周囲の関わりや環境により、凹の部分が目立たなくなるケースも多くあり、障害だから不変的であるとは必ずしも言えません。個人差はもちろんありますが、「治らない」という先入観は可能性の芽をつぶしてしまうことにもなりかねません。適切な療育や訓練により、凹を目立たなくさせ、また凸の部分を伸ばすことによって、社会に適応しやすくなったり、持ち味を生かしやすい環境を用意したりすることができます。またそれは将来の職業や仕事にも生かすことができるでしょう。

発達障害を取り巻く環境

子どもがパニックを起こして騒いでいる…そんな場面を町で見かけたことはありませんか?
「なんで親は厳しく叱らないんだ」とイライラしてしまうかもしれませんが、発達障害の子どもは無理に抑えつけたり叱ったりするよりも、少し待ってあげるほうが早く落ち着くことが多いのです。発達障害の子どもも町へ出て、マナーや社会のルールなど、様々な行動を学習しています。発達障害への理解や知識があれば「子どもによっては待つことが効果的な場合もあるのだから、そっとしておこう」と大らかな心で見守ることができますし、本人も家族もずいぶんと楽になります。社会全体で発達障害への正しい知識を持ち、やさしく見守れるようになりたいですね。

発達障害関連の法律も年々整備され、有名人が自身の障害を告白するなど、発達障害が身近となり、認識される場面は増えてきました。

平成28年4月から障害者差別解消法が施行され、行政機関や事業者には、障害のある人に対する「合理的配慮」を可能な限り提供することが求められるようになりました。「合理的配慮」とは、障害を持っている人が障害のない人と同じように人権が守られ、教育や就業、その他の社会生活において平等に参加できるようにする、個々への便宜・配慮のことをいいます。

具体的には、バリアフリーなどの設備面や、文字の読み書きが困難な場合にタブレットや音声読み上げソフトで学習できるようにする、自閉スペクトラム症などの発達障害の人に対してクールダウンするための別室を用意する、板書やメモなどによる提示をするなどです。

公立の学校でも「合理的配慮」が義務付けられるとともに、近年は「インクルーシブ教育」が推進され、ますます支援体制が整ってくることが期待されています。インクルーシブ教育とは、障害のあるなしに関わらず、全ての子どもが共に学ぶことを通して、将来の共生社会を実現しようという考え方です。2006年12月の国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」(2008年5月発効)で示されました。日本も同条約の批准に向けて2011年8月に障害者基本法が改正され、「可能な限り障害者である児童及び生徒が障害者でない児童及び生徒と共に教育を受けられるよう配慮」(16条)するとされました。

インクルーシブ教育を行うことで、障害および発達障害のない子どもも小さいうちから「社会には様々な人がいて、不自由な部分を持つ人もいる」ことを体験として理解し、多様性を尊重することを学ぶことができます。それは豊かな人格発達につながりますし、子どもを持つ保護者に対しても発達障害への理解を促すものとなり、学ぶ機会を作ってくれるでしょう。

障害に対して求められる必要な配慮を行いながらも、障害のある人もない人も一緒に学べる教育をめざし、世界全体で確実に前進しています。
こうして発達障害への理解が深まれば、町で気になる子どもを見かけても、みんなが優しい目で見守れる社会になっていけるでしょう。

小学校の特別支援学級とは

【お知らせ】
2014年5月に日本精神神経学会が公表した『DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン(初版)』において、児童青年期の疾患などについて「障害」が「症」 に改変されました。当ホームページでも本ガイドラインや『精神疾患の診断の 診断・統計マニュアル第5版』(通称『DSM-5』・日本版未発売)を踏まえて、随時情報を更新予定です。

当ホームページにおける「障害」の表記について
現在、各種自治体などを中心に「障害」の語を「障がい」と書き換える動きが広がっています。「障害」という語は、かつては通常「障碍」(または「障礙」)と表記されていましたが、戦後の国語改革において“碍(礙)”が常用漢字範囲外となったため、一般に「障害」と表記されるようになりました。しかしながら、“害”の字は原義が「そこなう・きずつける・こわす 」であり、「障害者」などの表記は障がいをもった方々に対してマイナスのイメージを付与・固定化する恐れがあります。私たち四谷学院は、このような観点から、今回開発した「療育55段階プログラム」においてはパンフレット・指導書で「障がい」の表記を採用しております。
その一方で、この「障害」→「障がい」の書き換えはまだ十分には浸透しておらず、新聞などでは現在も「障害」と表記されています。上述のような経緯も、まだ「一般に広く知られている」とは決して言えません。本ホームページにおきましては、「発達障害」についてお調べになる一般の検索者の方々の便宜を考慮しまして、「障害」の表記を用いております。

自閉スペクトラム症とは

◆自閉スペクトラム症とは

自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder)は、「社会的コミュニケーションや対人関係における障害」や「パターン化した行動、こだわりなど」などの特徴を持ち、幼児期に何らかの特徴が見られます。

自閉スペクトラム症とは

アスペルガー症候群とは

◆アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群は、明らかな認知の発達、言語発達の遅れを伴いません。むしろ特定の分野の知的能力が高い例が見られます。しかし、相手の表情が読み取れなかったり、人に関心をもって近寄るけれども、距離のとり方や話しかけ方が不自然だったりする傾向が見られます。

アスペルガー症候群は、発達障害のなかの広汎性発達障害に分類されます。広汎性発達障害はアスペルガー症候群以外に自閉症が含まれます。

※2013年にアメリカ精神学会により発刊された国際的な診断基準のガイドラインであるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、広汎性発達障害・自閉症・アスペルガー症候群は「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)」に統合されました。

アスペルガー症候群とは

LD(学習障害)とは

◆LD(学習障害)とは

LDは、読字の障害、書字表出の障害、算数の障害の3つを指しています。教育の現場では「聞く、話す、読む、書く、推論する」を指していることがあります。的確な診断・検査が必要で、一人ひとりの状況に応じた対応が求められます。ASD・ADHDなどを伴う場合には、それらも考慮したサポートが必要で、家庭・学校・医療関係者の連携が欠かせません。

※最新のDSM-5において、LD(学習障害)は「限局性学習症あるいは限局性学習障害(Specific Leaning Disorder)」に名称が変更になりました。

LD(学習障害)とは

注意欠如・多動性障害(ADHD)とは

◆ADHD(注意欠如・多動性障害)とは

注意欠如・多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)は、ADHDと表記されることもあります。脳の機能不全による障害と言われており、不注意・多動性・衝動性の3つの症状が特徴です。具体的には、それぞれ次のような様子が見られます。これらの症状は通常幼児期から学齢期までにあらわれます。

注意欠如・多動性障害(ADHD)とは

出典・参考情報:発達障害情報・支援センター

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子どももやる気満々で楽しそうです。

Y.M様 3歳3ヵ月 (東京都) A段階

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