【夏休みの過ごし方】小学校の夏休みにやっておきたい3つのこと【発達障害】

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こんにちは、四谷学院の生田です。
もうじき夏休み!宿題やご飯の用意などなど…親として気になることが色々あるかと思います。
時間がいっぱいあると思うと、あっと言う間に終わってしまう夏休み。

夏休みを有意義に過ごすために「やっておきたい3つのこと」をご紹介します。

①家庭学習

夏休みは、これまでに習ったことを復習して定着させる絶好のチャンスです。
1学期(前期)までの学習内容が身に付いていないまま、夏休み明け新学期を迎えると、どんどんわからないまま授業が進んでしまい、授業についていけなくなってしまう可能性があります。
勉強ができないと自尊感情が低下し、登校渋りや不登校に発展する場合もあります。

学校が始まると、宿題や習い事もあったりしてなかなかまとまった家庭学習の時間が確保できないものです。比較的時間にゆとりのある夏休みのうちに、学校の教科書や市販の教材を使って基礎固めをしておきましょう。

②体力づくり

毎日の登下校や体育の授業、その他課外活動など、学校がある間は自然とある程度の運動量が確保できているものです。
ですが、夏休み入り学校がなくなると、暑さから外に出る機会も減り、運動量は低下しがちです。特に、コロナ禍でレジャーや遠出も楽しみづらくなっているため、1日家で過ごす日も増えていることでしょう。
適度な運動は、夏バテや熱中症予防の効果も期待できます。早起きをして一緒に散歩をする、ラジオ体操をする、プールで泳ぐなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつくり、体力づくりをしていきましょう。

③ライフスキルトレーニング

ライフスキルとは、生活するために必要なスキルのことです。
トイレ、着替え、手洗い・うがいといった身辺自立にまつわるスキルから、あいさつや感情のコントロールといったソーシャルスキル、時計やお金、公共交通機関の利用の仕方、あるいは洗濯や料理といった社会的自立のためのスキルまで、様々なスキルがあります。

定型発達のお子さんの場合、こうしたライフスキルは自然と身に付けられることが多いのですが、発達障害のあるお子さんの場合は障害特性からそれが難しかったりするのです。
そのため、ご家庭において積極的にライフスキル指導していくことが必要になります。

しかし、学校がある日に取り組もうとしても、気持ちに余裕がなく「なんでできないの!?」と声を荒げてしまうこともあるかもしれません。ライフスキルトレーニングは、お互いに時間にゆとりをもって落ち着いて取り組むことで、ぐっと効果が高まることが期待されます。
そうした意味でも、夏休みにライフスキルトレーニングに取り組むのはとても理想的です。

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小学校の夏休みにやっておきたい3つのこと~まとめ

夏休み中にやることを作って計画を立てると、メリハリのある生活を送ることができます。
今回ご紹介した内容も参考にしつつ、ぜひお子さんと一緒に計画を立ててみてくださいね。

特に「ライフスキル」は積み重ねによって定着していきます。
家庭で過ごす時間が長くなる夏休みは、ライフスキルトレーニングの絶好のチャンスと言えるでしょう。

四谷学院の「発達障害児ライフスキルトレーナー資格認定講座」では、発達障害のあるお子さんをもつ保護者が対象です。
障害特性についての理解を深めつつ、効果的なライフスキルトレーニングの方法を学んでいくことができます。
また、発達障害児ライフスキルトレーナーの資格取得を目指すことができます。

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