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療育手帳とは?発達障害でももらえる?取得のメリット・デメリットとは

  公開日:2021/07/19
最終更新日:2022/03/01

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。

「療育手帳」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
もしかすると、すでにお持ちのお子さまもいらっしゃるかもしれませんね。

今日は、療育手帳とどんなものか?どのようにして取得するのか?そして取得することによるメリット・デメリットなどについてお話ししたいと思います!
動画でもご覧いただけます!

療育手帳とは?

療育手帳とは、知的障害者(児)や保護者の方が、療育や障害福祉サービスなどの利用、障害に関する相談や支援を受けやすくするため、知的障害のある方に交付されている手帳のことです。
発達障害の中でも知的障害を伴う場合は申請することが可能です。
各自治体によって、名称が異なることがあります。東京都や横浜市では「愛の手帳」という名称になっています。
最近では、カード形式の手帳を採用する自治体も増えてきました。

参考:愛の手帳 新宿区

療育手帳はどうやってもらうの?

自治体によって細かな違いはありますが、大まかな流れは以下の通りです。

①各自治体の障害福祉担当窓口に申請をする
②児童相談所(18歳未満)または知的障害者更生相談所(18歳以上)において知的障害と判定を受ける
③各都道府県知事または、指定都市市長によって交付される
④各自治体の障害福祉担当窓口より手渡しでもらう

参考:療育手帳 堺市

参考:障害者手帳について 厚生労働省

障害の程度と判定基準

知能検査の結果からわかるIQ(知能指数)や社会性、日常生活の様子、といったことをもとに、総合的に判定されます。
判定の基準は、自治体によって様々です。

基本的には、以下の2つの区分に分けられます。

A:重度
B:その他(重度以外)

例)東京都の場合
1度:最重度
2度:重度
3度:中度
4度:軽度

再判定とは?

知的障害については、年齢による発達や周囲の環境の変化などによって、障害の程度に変化が生じることがよくあります。
そのため、決められた期間ごと再判定を受ける必要があります。次回の再判定がいつかは、療育手帳に記載されています。

参考:療育手帳の再判定が行われるのはなぜですか。 徳島市公式ウェブサイト

療育手帳を持っているとどんな援助措置が受けられるの?メリットは?

療育手帳を持つことによって、様々な支援・サービスを受けることができます。

①税金の控除・免除や手当の給付

障害程度により、所得税、住民税等の税金の控除・減額が受けられるほか、預貯金等の利子が非課税となります。
また、条件を満たせば「障害児福祉手当」、「特別児童扶養手当」、「特別障害者手当」といった各種手当を受給することができます。

②各種利用料金等の割引

電車やバスなど公共交通機関の運賃が割引となります。
その他、NHKの受信料の減免、携帯電話の利用料金、有料交通道路の通行料金等の割引があります。

③レジャー施設等の割引

テーマパークや映画館、動物園、水族館などの料金が割引になります。

④その他の支援

保育園や幼稚園で加配の先生をつけてもらいやすくなる、就労支援を受けられる、障害者雇用枠で企業就労ができる、各施設で様々なサービスが受けられる、といったことがあります。

例)東京ディズニーリゾート
ディスアビリティアクセスサービス…本人が列に並んで待つことが困難な場合、同伴者も一緒に列の外で待つことができます。

このように、療育手帳を活用することで、より日常生活・社会生活が送りやすくなることが期待できます。

参考:障害者手帳のご案内 千葉県

参考:【公式】パークでの負担を軽減するためのサービス 東京ディズニーリゾート

療育手帳を持つことにデメリットはあるの?

明確にデメリットといえるものはありません
ただし、当然ながら、申請や再判定の手続きに時間を割く必要はあります。
また、療育手帳の取得により、お子さんの障害と向き合うことになり、気分が沈んでしまうことがあるかもしれません。

療育手帳とは?~まとめ~

発達障害は、見えない障害と言われています。
療育手帳は、そうした見えないニーズを見える化し、必要な支援を得られやすくする、という意味合いを持っていると言えるでしょう。

療育手帳を取得するか判断に迷う場合や制度については、各自治体の福祉担当窓口などで相談することが可能です。


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まずはホームページから無料の資料をお取り寄せください。受講前の個別相談も受け付けております。

 

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