「毎朝子どもを怒ってばかり…」ADHD傾向の子どもへの朝の対応、どうすればいい?

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こんにちは、四谷学院の発達障害児支援士、発田です。

保護者の方から、こんなご相談をいただきました。

毎朝、子どもを怒ってばかりいます。子どもはADHD傾向があり、じっとしていることが難しく、気になったものがあるとすぐに走って行くので目が離せません。朝の支度はこちらから声をかけますが、言われたことをその通りにできません。そのため、叱らなければいけないことが多く、「早くしなさい」「それ忘れないでよ」「ちゃんとして」と注意してばかり。朝の忙しい時間帯、どうしたら子供が言うことを聞いてくれるでしょうか?

なぜ子どもは言うとおりにできないのか?

まずは「子どもが言うことを聞けないのは、何か理由があるはずだ」と考えましょう。

気が散ってしまう場合

お子さまはADHDの傾向があるということですので、何かやろうと思っても途中で気が散ってしまったり、興味があるものにいってしまったりするのかもしれませんね。

もし「途中で気が散ってしまうようだ」ということが分かれば、気が散らないようにする工夫ができるかと思います。

たとえば、テレビがついているようであれば消す、テーブルの上に必要ないものは置かないなど環境調整をしていきます。

朝、機嫌が悪い場合

あるいは、もしかすると夜、眠れなくて睡眠不足気味なのかもしれません。それならば、日中体を動かして就寝時間を早めなど生活リズムを整えることで寝起きがよくなり、朝の支度がスムーズになるかもしれません。

すぐに忘れてしまう場合


毎朝、同じことを言っている場合、「何をするべきか覚えていられない」という可能性も。

顔を洗って、歯を磨いて、着替えて、トイレに行って…といった「朝のやることリスト」などを作ってあげて1つずつできたらチェックしましょう

すると、抜け漏れが減るだけでなく、お子さんが自発的に行動しやすくなります。

完璧を求めないことも大切

誰もが悩み、迷いながら子どもと向き合っています。完璧な育児・療育はありません。

大切なのは、「上手な叱り方」を探すより、「叱らなくていい状況をつくる」こと。

そのためにできることはシンプルです。

  • なぜできないのか、理由を探す
  • 理由に合わせた対応を考える
  • 試してみて、様子を見る

このプロセスに、「叱る・怒る」は登場しません。

もちろん、どうしても叱ってしまうこともあるでしょう。でもそれは、あなたが真剣に子どもと向き合っている証でもあります。

うまくいかない日は「まぁ、いいか」と受け入れてしまうのも、立派な対応のひとつです。悩みながらも向き合っているあなた自身を、どうか責めすぎないでくださいね。

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