こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
質問です!
あなたは今日、何回お子さんを褒めましたか?
「漢字がうまく書けた」
「靴をちゃんとそろえた」
など、出来たことを褒めるだけでなく、
「私はあなたを愛している」
「あなたの笑顔がかわいい」
といったような、お子さんの存在を肯定するような発信も「褒める」にカウントします。
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さあ、いかがでしたでしょうか。
1回? 3回? 5回? 10回以上?
(そう言えば今日はまだ褒めてないな・・・)
と思い当たった方も、いらっしゃるかもしれませんね。(^ ^)
誰かに褒められたり感謝されたりして自分を認めてもらえるのは、とても嬉しいものですよね。
それは大人でも子どもでも同じです。
そこで、お互いに認め合う家族関係を深めるために、こんな活動はいかがでしょうか。
やってみよう!親子でイイトコ探し
人数分の交換ノートを用意します。
その日見つけた「良いところ」を3つ書いて毎日相手と交換します。
大切なのは「交換ノート」であるところ。
親御さんからお子さんに書いて渡すだけでなく、お子さんからも親御さんに書いて渡すのがポイントです。
お子さん一人で書くのが難しい場合は、お父さんとお子さんがペアになって、お母さんとやりとりする、といった方法も良いでしょう。
書くことがない? 書くことが毎日同じになる?
この活動をご提案すると、真っ先に寄せられるのがこの不安です(笑)
大丈夫です!
書くことがない、書くことが毎日代わり映えしない、と思っても諦めないで!
たとえば、
「元気に挨拶ができた」
というコメントが毎日続くのでも構わないと思います。
毎日、当たり前のように元気に挨拶ができるのは、とても素晴らしいことなのですから。
大人同士もやってみよう
イイトコ探しの交換ノート、ぜひご家族全員でやってみることをお勧めします。
お父さんからお母さんへ、
お母さんからおじいちゃんへ、
などなど、大人同士もイイトコを探して贈り合いましょう。
大体、私たちは普段、人を真正面から褒めることをしなさすぎです(断言)。
大人になっちゃうと、仕事で大きな成果を上げた時くらいしか、まともに褒められることなんてないんじゃないでしょうか。
それではあまりにももったいないです。私たちはもっと、褒められるに値する人物ですよ!
褒めるだけでなく、感謝するとか、愛を伝えるとか、相手の存在を肯定し、相手を認める気持ちを伝える言葉ならば何でもOKです。
イイトコ探し活動を始めてみると、お子さんがどれほどこのノートを楽しみにし、大切にするか、よく伝わってくると思いますよ(^ ^)
あなた自身にも、思いがけない喜びをもたらしてくれるのではないかと思います。
よろしければ試してみてくださいね。
あなたとご家族の毎日が、明るく軽く温かいものでありますように。
それでは、また!
55レッスンについて、詳しくはホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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