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【新学期への準備】春休みにおすすめの家庭での支援

  公開日:2022/03/23
最終更新日:2022/04/18

※この記事は約6分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。
うららかな春の陽ざしが気持ちのいい季節になりました。
すでに春休みに入っている、というご家庭も多いのではないでしょうか。
せっかくのお休み、お子さんと一緒に過ごす時間を大切にしたいですよね。
同時に、新学期に向けて「できること」を1つでも増やしておきたいものです。
そこで今回は、春休みにおすすめのご家庭での支援についてご紹介していきます。

”散歩”をルーティーンに

長期のお休みがあると、どうしても生活リズムが乱れてしまい、新学期が始まる1~2日前に慌てて元のリズムに戻す、といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
そんな時おすすめなのが、「散歩」です。

日中外に出て日光を浴びながら活動することで、生活リズムが整えられるだけでなく、ストレスを軽減したり、体力の維持・向上につなげられたりと、うれしい効果がたくさん得られます。春休みは、夏・冬に比べて過ごしやすい気候なので、外で過ごす時間をつくる絶好のチャンスと言えるでしょう。

もちろん、屋外でスポーツやアウトドアを楽しむのも良いのですが、少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。散歩であれば、準備するものも少なく済みますし、活動の時間も自分で自由に決められます。
ぜひ、この春休みに散歩を毎日のルーティーンの1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?

事前準備はしっかりと

1日のうち、いつ、どのコースを周るかは、あらかじめ決めておけるといいでしょう。人通りの多い場所が苦手なお子さんであれば早朝、お昼寝をして夜眠れなくなるお子さんであれば昼食後、といった風に、お子さんにとってベストなタイミングを提案できるといいですね。
最初は通学路と同じか短いくらいの距離を設定し、なるべくお子さんを疲れさせないことが大切です。

目的を決める

より散歩の時間が楽しみになるように、お子さんの興味に合わせてその日の目的を決めておきましょう。
たとえば、押し花にするお花を探して摘んでみるとか、図鑑を持参して、気になる植物や昆虫を見つけたら照らし合わせてみるとか。
たまには一緒にお弁当をつくって、お花見するのも楽しいですよね。
続けるコツは、無理しないことと、楽しむことです。

失敗で終わらない

どうしても気分が乗らない時は、「あそこの自販機まで歩いてみて、だめだったら帰って休憩しようか」という風に、”ほんの少し”の提案がおすすめです。
実際に外を歩いてみたら、「楽しいかも」となって続けられることも多いですし、やっぱり気分が乗らなかったとしても「少しだけどできた」という成功体験として残りやすくなります。

ライフスキルを高めよう

手洗い・うがい、トイレ、着替え、歯みがき……こうした基本的な生活スキルは、“ライフスキル”とよばれています。
特に手洗いや着替えなどのスキルは、園や学校でも求められる場面がありますよね。
ライフスキルは、お子さまのQOL(生活の質)を高めるためには欠かせません。
ご家庭で過ごす時間の長くなるこの時期、1つでも多くのライフスキルを身につけられるように、ここからはいくつかのライフスキルトレーニングをご紹介します。

手洗い

コロナ禍の今、「手洗い」は必須の生活スキルです。
でも、意外と正しく実践するのってむずかしいんですよね。
どのようなライフスキルでも、まずは手順を明確にしておくことが重要です。
パターン化することで、見通しを立てられ、スムーズに取り組みやすくなるからです。

手洗いの手順
  • レバーをあげて(押して)、水をだす
  • 両手をぬらす
  • ハンドソープを1回押し、手にだす
  • 両手でこすりあわせる
  • 手の甲を洗う
  • 指の間を洗う
  • ぬめりがなくなるまで水で流す
  • レバーを押して(あげて)、水をとめる
  • タオルで拭く
  • 「手を洗う」という動作だけでも、これだけの手順が挙げられます。
    ポイントは、「しっかり」や「きちんと」という言葉を避けて、なるべく具体的な指示を出すことです。
    そうすることで手順を理解しやすくなりますし、大人も「どこで躓きやすいか」が分かりやすくなるため、的確に対処ができます。

    洗顔

    毎朝、欠かさずやっておきたい「洗顔」。
    感覚過敏でなかなか顔を水につけられないお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。

    まずは濡れたタオルを顔にあてたり、温度を調節したりして、無理のない範囲で習慣化することが大切です。
    また、水を手ですくうことがむずかしいお子さんの場合には、まず大人が見本をみせてあげるといいでしょう。

    水で顔をぬらすことに慣れたら、次は「洗う」ということを意識してもらいます。
    「おでこ」「鼻」「ほっぺ」など、顔の部位ごとに水につけられたか確認することで、「なんとなく」ではなく、目的意識をもって実践できるようになります。

    着替え

    「着替え」は、とにかく“やること”が多くて覚えるのが大変な生活スキルの1つです。
    着替えをうながす場面では、大人が自然に使っている言葉でも、子どもにとってはむずかしいものがあります。

      「シャツのそでに腕を通してね」
      「すそを下ろそうね」

    このような指示は、「そで」や「すそ」という言葉を知らないお子さんには伝わりませんよね。
    伝わらない!となった時に、とにかく着替えさせることが大事と思って、大人が「こうだよ」と手伝ってしまうと、今度は言われたとおりにやることに集中してしまって、言葉の意味が理解できないままになることがあります。
    言葉で理解ができないと、手順を覚えるのにも時間がかかってしまいます。

    そのため、まずは「お洋服のそでの部分はどこ?」「そこから手をだしてみよう」といった風に、目と手を協応しながら、1つ1つの動作を覚えていくことが大切です。
    さらに「次は、どうするんだっけ?」とお子さん自身で考えてもらうことで、徐々に一人でも着替えられるようになることが期待できます。

    小学生の春休みにやっておきたいこと~まとめ

    ここまで、春休みにおすすめのご家庭での支援についてご紹介してきました。
    散歩を通じた運動も、ライフスキルトレーニングも、無理なく、楽しみながら親子で実践できるといいですね。

    特に、ライフスキルトレーニングは生活の主体であるご家庭で取り組むことで大きな成果を発揮します。
    でも、多くの人にとっては自然と身につくスキルだからこそ、お子さまにどう教えたらいいか分からず、イライラしたり、不安になったりすることもあるかもしれませんね。

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    ライフスキルは、お子さんの将来の自立のためにもとても重要なスキルです。
    “正しいやり方”でトレーニングを実践することで、保護者の方の負担を減らし、十分な効果を得られることが期待できます。

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    四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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