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感覚の個人差

  公開日:2017/08/26
最終更新日:2017/12/22

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
 
発達障害のお子さんは「見る力」が弱いことがよくあります。
 
学習に集中できない、問題文が読めない、計算の桁を間違える、

といった様子を示す場合、問題は国語や算数の力にではなく

「見る力」にあることも多いのです。
 
ですから、55レッスンの担任としても

お子さんの「見る力」を高めるためのアドバイスをお伝えする機会が多くなります。
 

 
私たちのようにお子さんを指導する立場にある大人は

「見る力をしっかり育ててあげよう」

という気持ちでお子さんに向き合うのですが、
 
そもそもの大前提として、

その人が何をどのように見るかは、完全にその人の自由なのだ

ということを、常に心に置いておきたいと思っています。
 
そもそも、 見る、聞く、嗅ぐ、触る、空間の感覚、動きの感覚 など、

五感を使う活動は極めて個人差が大きいものです。

定型発達の大人でも、

視野が狭い人・広い人、
(真横より手前しか見えない人もいれば、少し後ろの方まで見える人もいます)

視点が近い人・遠い人、
(足元を見ないと歩けない人もいれば、進行方向をズッと遠くまで視野に収めて歩く人もいます)

芳香剤の匂いが好きな人・嫌いな人、

地図が読める人・読めない人 などなど、

いろいろな人がいます。

感覚は一人ひとり違っていて当然なのです。
 
五感の働きに関わる指導を行う時には

お子さんがもともと持っている感覚を尊重しながら教えるのと

それを全く意識せずにただ大人が思う理想を伝えるのとでは

結果が全く変わってくると思っています。
 

 
集中して見るべきものを見ることができる力は

日常生活のあらゆる場面でご本人を支え、

その方の世界をより広く大きく開いてくれますので

しっかり練習する意義のある課題です。
 
だからこそ、お子さんがもともと持っている感覚をきちんと把握した上で

丁寧に伝えてあげたいなと思っています。
 

 
わたくしnecoをはじめ、55レッスンの担任は

こんなふうに親御さんとやりとりしています

四谷学院療育55段階プログラム
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