こんにちは、四谷学院55レッスンの生田です。
不器用なお子様の場合、身体の動かし方にぎこちなさがあります。
それは、自分の身体を自分の思い通りに動かせていないということなんです。
この記事では、お子様の不器用さを解消する「ボディイメージ」についてお話します。
ボディイメージとは?
ボディーイメージとは、そのことばのとおり、自分の体を実感する機能のことを言います。「身体感覚」とも言います。
くり返し練習することで、身体を思い通りに動かすことができるようになります。
しかし、闇雲にくり返せばいいというものではありません。
きちんとボディーイメージをもててないと、何度くり返してもできるようにならない・・・ということもあるんです。
ボディイメージを鍛えることでできるようになること
日常の具体的な動きは、ボディーイメージが深く関係しています。
たとえば・・・こんなことで困っていませんか?
- 排泄時にお尻をうまくふけない。
- いつも、服の前後や裏表をまちがってしまう。
- そでの部分に頭を通そうとしてしまう。 など
ボディイメージを鍛えることが効果的な場合があります。
ボディーイメージが高まると、上下・左右の位置を捉える空間認知力も高まってくるからです。
トップアスリートもやっている!ボディイメージの鍛え方
ボディーイメージを高めるためには、アスレチックのような体を様々に使う経験や、体を意識した動きを遊びの中に取り入れることが有効です。
たとえば・・・
・30㎝幅に積み上げた2本の積み木の柱の間を、倒さないようにすり抜ける
・広げた新聞紙の中央を直径30㎝程度にくり抜き、破らないように頭から足まで通す
遊びながらボディイメージを鍛えるのがお勧めです。
これらは「遊び」ですが、トップアスリートも同じようなことを(ちょっと高度にして)トレーニングに取り入れているんです。
普段と違う動きをしてみよう
先ほど例に挙げたような「遊び」のポイントは、
日常生活の中では、あまりしないような動きが含まれているということなんです。
「またぐ」「くぐる」「回転する」「ジャンプする」など、普段とは異なる動きで体を実感することは空間認知力を高めることにも繋がります。
遊びのなかに、様々な体の動きを取り入れて、楽しみながらボディーイメージを高めていきましょう。
詳しくはホームページをご覧ください。無料で資料をお届けいたします。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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