こんにちは、四谷学院の高野です。
お子さん達にとっては待ちに待った夏休みに入りました。
一方、幼稚園や小学校の先生方にとっては、1学期の振り返りのための期間と言えるでしょう。
クラスの課題
1学期を振り返ってみて、ご自身のクラスにはどんな課題が見つかったでしょうか?
・他の子と同じように動けない子がいる
・みんなと一緒に遊べない子がいる
・忘れ物が多い子がいる
・板書を写すのに時間がかかる子がいる
・授業についてこられない子がいる など
クラスの課題を考えた時に、こうしたお子さんの存在が頭に浮かぶ方も多いでしょう。
「どんな風に指導していったらいいか?」と悩んでいる先生も少なくないと思います。
クラスの課題は、子どもの課題?
クラスの課題を解決しようと思った時、
「この子にはこうなってほしい」
と、お子さんそれぞれに対しての期待が生まれてくるかと思います。
その期待を胸にお子さんに関わっていくことになるわけですが、
「変化が見られない」
「うまくいかない」
という壁にぶちあたることがあるでしょう。
それは、なぜでしょうか?
答えは・・・
「子どもを変える」ことばかりにとらわれいるからかもしれません。
子どものことをよく観察して子ども中心で考えることが、クラスづくりのスタート地点なります。
ただ、目の前の子どもと向き合うことのほかに、もう一つ大切な視点があります。
まずはクラスのルールづくりから
集団において、お子さんに対する直接的な指導・支援を行うにあたり、クラス全体のルールの見直しを行ってみることをお勧めします。
各クラス、先生それぞれの経験やアイディアに基づいて、既に魅力あるクラスづくりをされていることと思います。
それをベースに、今年のクラスの面々、今のクラスが抱える課題を踏まえて、ちょっとした工夫を加えてみたり、新しいルールを作ってみたりします。
クラスの環境や集団活動・集団指導のあり方は、担任の先生次第でガラリと変わってきます。
クラスのルールを設けることで、直接お子さんに何かしなくても行動が変わったり、お子さんへの働きかけが浸透しやすくなったり、といった効果がもたらされます。
クラスづくりのコツを学ぶなら
では、具体的にはどんな風に考えて、どんな工夫をすればいいのか?
それを学べるのが、「発達障害児支援士資格認定講座」です。
この講座では、集団の中にいる気になる子に焦点を当てているため、個別の支援だけではなく、クラス全体の枠組みづくりというところから具体的に学ぶことができます。
「こんな風に考えればよかったのか!」
「自分にはない視点だった!」
と、先生方ご自身の体験と紐づけて落とし込んでいただきやすように、事例を豊富に盛り込みました。
「2学期からのクラスを変えたい!」という先生方、その想いを実現するための“手立て”を手に入れてみませんか?
「発達障害児支援士資格認定講座」について、詳しくはホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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