こんにちは、四谷学院の生田です。
東京の桜も見頃を迎えてきました。
桜の淡いピンク色を見ると、心がフワ~っと温まりますね。
ところで、皆さんは毎年4月2日なると、全国各地のランドマークが青色にライトアップされるのをご存知ですか?
4月2日は、「世界自閉症啓発デー」なんです。
そして、毎年4月2日になると、「癒し」や「希望」、「穏やか」を表すシンボルカラーのブルーに日本だけでなく世界中のランドマークがライトアップをされるのです。
この記事では、世界自閉症啓発デーについて詳しくご紹介します。
動画はこちら!
世界自閉症啓発デーとは
「世界自閉症啓発デー」は、2007年に行われた国連総会で、カタール王国王妃の提案を元に定められました。
以降、毎年「世界自閉症啓発デー」には、世界各国で「自閉症」についての啓発活動が行われるようになりました。
日本でも、「世界自閉症啓発デー」にあわせて毎年4月2~8日の1週間を「発達障害啓発週間」と定め、全国各地で
イベントを行っています。
世界自閉症啓発デー2021シンポジウム
4月の第1土曜日には、都内でシンポジウムが行われます。
今年は、オンライン形式での開催となります。
動画公開日
2021年4月2日(金)
〈コンテンツ①〉「 友情で輝く・友情で照らす-ジュリアとエルモのストーリータイム- 」セサミストリートの体験型オンライン読み聞かせ「ストーリータイム」の紹介です。
今回、取り上げられるのは、自閉症のジュリアとそのお友だちの様子が描かれた絵本、「ともだちひろば」です。
事前に収録されたオンライン読み聞かせに参加された方達の感想、制作者や出演者の皆さんの思いも知ることができます。
世田谷区が作成した発達障害についての啓発動画「ハッタツ凸凹あるある」の紹介です。
世田谷区が企画し、「Get in touch」が制作、東京都自閉症協会が助言を行うという形で、各方面の協力により生まれた動画です。
企画・制作秘話や決め台詞である「ハッタツ、これでいいのだ!」の思いと願いについて、それぞれの立場から語られます。
スポーツは、私達に素敵な力を与えてくれるものですが、自閉症のある方々にとっても同じです。
そうした「スポーツのちから」について、筑波大学の澤江先生へのインタビュー、北海道の児童発達支援・放課後デイサービス事業所ジュン・ハートさんの活動、スポーツを楽しまれている当事者の方やご家族の紹介を通して語られます。
これらの他、自閉症スペクトラムの当事者の方々のメッセージ動画もあります。
参考:世界自閉症啓発デー 日本実行委員会 公式サイト
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=166
東京タワー啓発イベント
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントは中止となりますが、ライトアップは実施されます。
東京タワーだけでなく、「ライト・イット・アップ・ブルー(Light It Up Blue)」と称して、日本全国で様々なランドマークがブルーにライトアップされます。
あなたの街の取組も!
ライトアップの他にも、毎年各自治体様々な取り組みを行っています。
「世界自閉症啓発デー」のページで各自治体の取り組みを紹介されているので、お住まいの地域でどんなことが行われているか、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
各種SNSのハッシュタグは、「#世界自閉症啓発デー」です。
ブルーのマスクを身に付けた写真やお気に入りの空や海の写真など、身近なブルーやとっておきのブルーを添えてSNSにアップしてみるのもいいですね。
四谷学院通信講座では、発達支援の資格認定プログラムや療育プログラムを通じて、支援者の育成・発達障害のあるお子様の発達支援・ご家族の支援に取り組んでいます。
詳しくはホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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