療育で使える!おすすめのカードゲーム・ボードゲーム6選

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カードゲームやボードゲームといったアナログゲームは、療育としての効果もあることをご存知ですか?
今回の記事では、アナログゲームが子どもの発達を促す理由と、おすすめのカードゲーム・ボードゲームについてご紹介します。

発達障害の子どもにゲームが有効な理由

アナログゲームが発達の気になるお子さんに効果的な理由としては、以下の4つが挙げられます。

(1)コミュニケーションの量が増える

お互いに声をかけあったり、決められた場面で発言したりと、周りの人と会話しならが進めていく中で、次第にコミュニケーション力が身についていくことができます。

(2)自分以外の人に関心を持つ

ゲームは一人ではできません。相手との楽しいやり取りを通じて、他者への興味・関心を育むことができます。

(3)ルールを守れるようになる

ゲームにはそれぞれルールがあります。遊びを通じて、集団生活を送る上では欠かせない「ルールを守る」というスキルを身につけることができます。

(4)手先の運動になる

カードをめくる、駒を置く、棒を倒すなどの動作は、指先の運動にもなります。

ほかにも多くのメリットが挙げられますが、アナログゲームの最大のメリットは、「楽しみながら力を伸ばしていくことができる」ところにあると言えるでしょう。

おすすめのアナログゲーム

ここからは、おすすめのアナログゲームをご紹介していきます。
※ゲーム説明はメーカーからの紹介文です。

ナンジャモンジャ

ロシア生まれの爆笑カードゲーム。
ユーモラスな謎生物『ナンジャモンジャ』の12種類のカードをめくり思い付いた名前をつけ、同じものが出たらその名前ををコールします。
コールするのが笑ってしまうようなおかしな名前をつけたり、名前を思い出せそうで思い出せなかったりと、4才から大人まで幅広い世代で楽しめる手軽でエキサイティングなカードゲームです。

ドブル

2009年にフランスで発売されたリアルタイム・パーティーゲーム。 アメリカでは『Spot It!』という商品名で、すでにシリーズ合計700万個以上を販売し、現在でも大ヒット中。『ドブル・キッズ』は、『ドブル』を4歳以上の子供向けにアレンジしたゲームです。

スピードカップ

めくったカードの絵と同じ色の順番でカップを並べ、ベルをチン!とする速さを競うゲームです。

キャンディーキャッチャー

言葉や数字を使わずに、「色」だけをつかって遊べる、ヨーロッパ版のカルタあそびです。瞬時に色を正しく見分ける観察力や集中力が求められるゲームで、子どもから大人までみんなで一緒に楽しめます。

クアドロカラー

カラフルなボードの色に合うようにタイルをいち早く置くことを目指すボードゲームです。 ゲームに手番順はなく、早い者勝ちで、タイルを3枚を配置したプレイヤーがゲームの勝者です。

スティッキー

束にして立てたスティックが崩れないように抜き取っていくゲームです。サイコロを振って、出た目の色のスティックを抜いていきます。手先の器用さと、どのスティックを抜いたらいいかを判断する力が必要になります。 誰かがスティックの束を倒してしまった時点、またはリングの中のスティックが3本になった時点で、自分のスティックの合計得点が一番高い人が勝ち(基本ルールでは青3点、赤2点、黄1点) 。束を倒してしまった人は、それまでにたくさんスティックを抜いていても0点になってしまいます。
未就学のお子さんが遊ぶ時は、抜けた本数だけで競ってもいいかもしれません。 年齢を問わず、誰でも気軽に楽しむことができます。 束のスティックの本数が減ってきた時のドキドキ感を想像してみてください!

アナログゲームで子どもの力を伸ばそう!

ここまで、アナログゲームが療育的観点から効果的な理由と、おすすめのゲームについてご紹介しました。

お子さんに楽しんで取組んでもらえそうなアナログゲームはありましたか?

発達が気になるお子さんの場合、耳で聞くよりも目からの情報をキャッチしやすい「視覚優位」という特性を持つ子が多くいます。そうした特性を生かせるゲームをすると、大人よりも上手だったり、大人が勝てなかったりすることも珍しくありません。

お子さんの好きなこと、得意なことに合わせてルールをアレンジして、楽しくゲームに取り組んでみてくださいね。

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