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感覚に未熟さがある子への働きかけの注意点

  公開日:2017/10/09
最終更新日:2017/10/19

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。

 

今回の記事では、感覚に未熟さがあるお子さんへの働きかけについて、大人が心得ておきたいポイントをお伝えします。

第1回の記事 ⇒ 発達障害の子の感覚の未熟さ
第2回の記事 ⇒ 発達障害の子の手の感覚を育てる5つの遊び
第3回の記事 ⇒ 今ご覧のこの記事です
第4回の記事 ⇒ 強い感覚を求める子への働きかけの注意点

 

 

感覚過敏の対応4つのポイント

まずは、触ることに対する苦手さ=感覚過敏がある子供たちへの対応の4つのポイントを見てみましょう。

 

無理やり触らせない

感覚の問題は非常に繊細で複雑です。
大人からすれば何がイヤなのかわからないようなことでも、ご本人にしてみればどうしようもないほどの不快である可能性を常に留意しましょう。

感覚の練習では、ご本人が積極的に楽しみながら活動するからこそ効果が出ます。
ご本人がリラックスして弛緩した状態で触るからこそ苦痛が和らぐのであって、人に強いられて緊張しながら触ると、かえって苦痛が強まることもあります。

遊びを促す時には、決して無理には触らせず、ご本人が自発的に触ってみたいと思えるような働きかけを工夫しましょう。

 

練習はスモールステップで

たとえば、スライムは苦手な子も多くいます。もしスライムが苦手なようなら、いきなりチャレンジするのは避けましょう。
まずはご本人が触れるものを見つけ、そこから少しずつ幅を広げます。

ツルツルした小豆に触れるお子さんなら、次はややザラザラしたクルミにチャレンジしてみる。
クルミが平気になったら、次はスポンジに触れてみる。
スポンジの硬さやザラつきも平気なら、スポンジを濡らしたり石鹸の泡をつけたりしてみる。

このように、ご本人が安心して触れるものに少しずつ変化をつけて、新しい感触にチャレンジしていくと良いでしょう。


少しずつステップアップ!

 

まずは道具を使って触る

人は、本当に苦手なものには、道具を使って触ることすら抵抗を感じるものです。
(たとえば蛇が嫌いな人は、長い棒の先で蛇をつついてみることだってやりたくないでしょう。)

それでも、素手で触るよりは道具で触るほうがマシ。
新しいものに触る活動にチャレンジする時は、まずは軍手をはめる(軍手の手触りが不快でなければ)、棒で触る、紙やチリトリに載せて持つ、などのステップを挟むと良いでしょう。

心理的な抵抗を和らげ、練習のハードルを下げてあげることができます。

手はいつでも自由に洗えるように

絵の具、粘土、糊など、ベタベタしたものを使って活動する時は、濡れタオルや水を入れた洗面器などを用意し、洗いたい時にいつでも手を洗えるようにしましょう。

いつでも洗い流せる、という安心感が、チャレンジする勇気を生みます。

 

 

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