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発達障害児支援士が教える!みんなのおうち時間を充実させる4つの方法

  公開日:2020/05/26
最終更新日:2020/07/31

※この記事は約6分で読めます。

こんにちは、55レッスン、発達障害児支援士の生田です。

この数ヶ月、皆さんそれぞれがご自身や大切な人の健康を守るために、何かしらの努力をされてきたことと思います。そんな自分にご褒美をあげていますか?
私は、自分が食べたい!と思ったスイーツを手作りして、好きなだけ食べるというプチ幸せを見つけてしまいました。

目に見える形で自分を褒めてあげましょう。
何でもいいんです。そうすると、身近な人のがんばりに気付いてあげられたり、許容範囲がちょっと広くなって「ムカ」「イラ」が減ったり、あったかい言葉が自然と出てきたりします。

私たち全員の努力の甲斐あって、徐々に落ち着きつつある新型コロナウイルスの感染拡大ですが、いつまた感染の波が来るかわかりません。それに、日本はこれから梅雨入りを迎えます。おうち時間を充実させる術を持っておいて損はないでしょう。

今日は、療育55レッスンの担任の先生が、実際に受講中のお子様や保護者の方にお届けしたアドバイスを元に、お子さんとのおうち時間の送り方のコツをご紹介します。

ちなみに・・・
55レッスンは自宅でできる家庭療育をサポートする講座なので、コロナに関係なく、むしろ休校期間こそご活用いただけました。
療育センターや放課後デイ等、通うのを自粛していた方にとって、質問サポートや担任の先生にメールをしたりアドバイスをもらったりすることは大きな支えになったようで、とてもうれしく思っています。

生活リズムを整える

心身の健康を保つためにも、できるだけ規則正しい生活を送れるようにしましょう。その日暮らしだと、お子さんの不安感が助長されたり、保護者側も「今日も1日疲れた…」となったりしやすくなります。
「遊び」「学習」「お手伝い」「運動」といった要素を意識しながら、スケジュールを組み立てましょう。
たとえば・・・
「○○が終わったら××」「○時になったから~する」というようにルーティン化すると、都度声をかけなくてもお子さんが自分で動けるようになります。
それに、もしも一度生活のリズムがくずれてしまっても、
「よしっ○○の時間だ!」
と立て直しがききやすくなります。

最初から完璧なスケジュールを立てることは難しいので、実際にその通りに動いてみて、見直す必要があれば見直しを行う、というように柔軟にスケジューリングをしていきましょう。

積極的に遊ぶ

<関わり遊び>と<一人遊び>をバランスよく取り入れましょう。

関わり遊びは、ソーシャルスキルトレーニングになりますが、一日中ずっと相手をするのも大変ですよね。一人遊びを楽しめれば、その間に家事を進めたりちょっと一息ついたりできます。

関わり遊び

運動遊び

一斉休校、外出自粛により子どもの運動不足が話題となっています。学校や園、あるいは習い事の再開へ向けても、基礎体力はつけておきたいところです。
空のペットボトルを集めてボウリングをしたり、フラフープで輪くぐりをしたりと、おうちの中でも楽しく体を動かせるといいですね。

運動遊びについては、こちらのシリーズ記事がありますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

運動を楽しむ工夫の具体例その1

絵しりとり・絵描き歌

いつものしりとりを絵だけにしてみるのも面白いですよ。保護者の画力も問われますが…絵描き歌を流して、どんな絵が描けるか一緒に描いてみるのも楽しいでしょう。
慣れてきたら、一人で色んな絵描き歌に合わせてお絵描きをさせるのも良いでしょう。

一人遊び

工作

安全に配慮が必要ですが、工作遊びは比較的集中しやすい遊びです。あじさいやカエル、かたつむりなど、季節のものをテーマにするとレパートリーも尽きないでしょう。できた作品を飾ってあげると、より達成感を味わうことができます。

そのほか、次の<学習>の内容も、一人遊びとして楽しめる内容があるかと思うので、参考にしてみてください。

自宅での学習

学校からの課題や市販教材以外にも、おうちだからこそできる学習もたくさんあります。

注意力・判断力のトレーニング

 例:硬貨の識別、視覚探索型絵本など

注意力や判断力を鍛えることが出来ると、様々な活動に良い影響を与えます。例えば、漢字の細部に気を付けて書くことがスムーズになる、といったことも期待できます。
また、お金の識別は、マッチング方式で行うといいでしょう。チラシを使って、買い物学習に発展させることもできます。硬貨はラップなどで包むか、使った後は必ず手を洗うようにすると安心です。

ミッケや○○を探せ!のような目で見て探索する絵本で、指示されたものを早くみつけるというゲーム感覚で取り組むのも楽しいでしょう。ご家族で競い合うのも盛り上がると思います。

手紙・日記を書く

 
 例:メッセージカード、日記など
母の日や父の日、誕生日などのメッセージカードを書いたり、遠くに住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんなどにお手紙を書いたりするのはいかがでしょうか。
文字や文章を書く力を育てられるだけでなく、相手に喜んでもらえるというのも素敵な体験となるでしょう。何かイベントがあるとカードや手紙を書くきっかけになります。

また、日記という形で、継続的に取り組むのも良いでしょう。植物を育てて観察日記をつけたり、1日の出来事を振り返って「いいことさがし」をしたり、それを言葉で表現する練習にもなります。

役割を持たせる

「お手伝い」という言い方をよくすると思いますが、お手伝いの目的は「できなかったことができるようになる」とか、「役に立つ」とかではありません。
家庭において自分が役に立つことを本人が自覚することにあります。

ですから、お手伝いのポイントとして、報告の習慣をつけるようにしましょう。
係活動など集団生活を送る上で大切なスキルですし、何よりも家族が「ありがとう!」「すごく助かった」と声をかけることが出来るので、お子様本人自尊感情を養うことにつながります。
学校や園や休みで外出も思うようにできない、「私には居場所がない」とお子様が感じてしまわないように配慮が必要です。

調理や盛り付け

レンジを使う、刃物は使わないなど、簡単にできるものからチャレンジするのがいいでしょう。何か一品、自分で作れると自信になります。卵料理などおすすめです。
さらに手順表があると、「今日はここまでできたね」「今度はここからやってみようか」と、スモールステップで成功体験を積み重ねていくことができます。

お掃除

「きれいにしてね」という他の見方をしたくなりますが、それなNG。もっと具体的な指示を出していましょう。
たとえば「この窓のガラスを、この雑巾を使って、こすってぴかぴかになるようにしてね」「〇時までにできるかな?」など。
お風呂掃除や窓ふきなどは、体を大きく動かすのでちょっとした運動にもなり、一石二鳥です。

また、ゴミの分別を覚えられる段階であれば、一緒にゴミ出しを手伝ってもらうのも良いでしょう。

まとめ‐おうちでの過ごし方

以上、ごく一部ですが、55レッスン担任のアドバイスの中から、おうちでの過ごし方のプチアドバイスをご紹介しました。
取り入れられそうなことはあったでしょうか?ぜひ今後のおうち時間の参考にされてみてくださいね。

55レッスンでは、毎月保護者様と担任間でレポート形式で通信指導を行っています。
お子様一人ひとりの特性を踏まえてアドバイスをお届けしているので、「一般論の書籍よりも断然役立ちます」というお声もいただきます。
個別サポートについて、詳しくはホームページをご覧ください、無料のパンフレットもお届けしています。

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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