こんにちは、55レッスンの生田です。
実は…
「秋」は新年度に向けての不安が大きくなる季節でもあるんです。
四谷学院の55レッスンでも
「学校の先生やお友達とうまく付き合っていけるだろうか?」
「通常級を希望しているが、心配が残る」
「学校での学習内容に物足りなさを感じるがどうしたらいいだろう?」
といったご相談をいただいております。
この先、子どもが無事にやっていけるように、楽しく過ごしてくれるように、何かしてあげたい!というご家族の気持ちが伝わってきます。
この記事では、お子様が新しい環境、新しいクラスで困らないようにするためにやっておきたい2つのことをご紹介します。
目次
子どもの成長を促す
「うちの子はこれが苦手」
「これがうまくできない」
こういった「課題」は、成長において必ず壁になります。壁を乗り越えることで、子どもたちは大きく成長していきます。
「できないことをできるようになりたい!」
というのは、ごく自然にわいてくる気持ちです。子どもの成長を上手に促してあげることはとても大切です。
そこで1つの方法として、”家庭でできる療育”というのが選択肢に上がってくるかと思います。
できることが増えることで自信につながりますし、達成感を得られれば「もっとがんばりたい!」という気持ちになりますね。
子どもが成長しても、常に課題はある
しかし、お子様のできることが増えても、うまくいかないこともあるんです。
少しずつでも、子どもたちは必ず成長します。
しかし、その成長を妨げる問題が出てきます。これはその子ども自身の課題ではありません。
たとえば・・・
「学校の担任の先生が、子どもの特性を理解してくれない」
「学習内容のレベルが子どもには難しすぎる/簡単すぎる」
こういった問題です。
いくら子どもが成長をしても、こうした状況に陥る可能性は常にあります。
親が子どものことを理解する
こうした状況を招かないためには、親が子どものことを理解するということが何よりも重要になってきます。
これが、やっておきたい2つ目のことです。
たとえば、親自身が子どもの特性を十分に把握できていないならば、当然ながら、先生にもきちんと伝えることができないでしょう。
先生から「○○です」といわれて何か腑に落ちないものを感じたとしても、納得できないまま従うということにもなりかねません。
お子様がのびのびと生活するためには、周囲の理解が欠かせません。
そのためには、まず親が子どものことをよく知ることが必要です。
子どもの人生において、親は長きにわたり身近な存在であり続けます。その一番身近な存在である親が子どもを理解することは、実に有意義なことです。
もしも、「今、この子はこれができて、あれができない。だからこんな配慮が必要で、そうすればちゃんとできる!」という風にわかっていれば、子どもに適切な支援・援助を先生方にお願いしやすくなります。
書籍やネット情報は必ずしも当てはまらない
現在では、発達障害に関するたくさんの情報があふれています。
書店や図書館に行けば、さまざまな本や雑誌を読むことができますし、インターネットで検索すれば気軽に経験談や専門的な情報まで入手することができます。
しかし、それはあくまでも「一般論」。
それがあなたのお子様に当てはまるかどうかはわかりません。
正しい知識を持った上で、お子様自身をよく知ることが、何よりもお子様の成長を助けることになります。
55レッスンは2つのことを大事にします
(2)親が子どものことを理解する
四谷学院55レッスンは、この2つを同時に並行して実現を目指します。
おうちの方が指導者になって学習を進めていきます。
だから、お子様の「わかった!」「できた!」を増やしていきながら、自然とお子様の特性がわかってくる、というわけです。
受講された方のご感想
ここで、実際に受講された保護者様からの声をご紹介します。
(中略)幼稚園でクラスのお友達や担任の先生から「お友達の名前をだいぶ言えるようになった!」と教えてもらい、家庭の外でも変化が見受けられています。本当に感謝しております。
講座を始めたばかりのまだ模索中の時に、担任の先生からの適切なアドバイスシートが返ってきた事も大変励みになりました。
B段階も終盤に入り、小学校の事が頭をよぎる最近ですが、この55レッスンのスモールステップ学習で娘の得意不得意を認知することができ、入学への準備を進められるので始めてよかったなあと思っています。
しかし、55レッスンの「毎日15~20分」はお互いストレスなく取り組め、プログラム終了時には必ず成果がある、非常によくできたプログラムだと思います。少しずつでも毎日取り組む療育に、これほど成果があるのかと驚きました。子どももスモールステップの繰り返しなので自信を持ち、次へ次へというのをこちらがセーブするほどでした。
もっとも成長したのは言語面です。言葉のみでの指示を理解することが増え、自分から発する語彙も増えました。空間認知力も伸びてきて、先日ノートにお絵かきしている時に「さんかくとしかくで、ほらおうち!!」と一人で楽しそうに描いているのには驚きました。
また、親にとってはわかりやすい指導書がありがたかったです。こちらは「なぜ理解できないのか?」「どうしたら理解してもらえるのか?」がわからずヒートアップしてしまいがちでしたが、理解できない時にどうすべきかも指導書にあったので、安心感がありました。
受講生を支える「担任サポート」
ほんの一部の抜粋でしたが、このような声が毎日、全国から寄せられています。
受講された方に共通していること。それは、お子様の成長と保護者様自身の成長を同時に感じられているということです。
これを支えるのが、担任制による「個別サポート」です。

課題を通して個別にアドバイスをいたしますので、安心です!

このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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