こんにちは、四谷学院の生田です。
冬休みをどう過ごされる予定ですか?
外に出ると寒いので、ついつい家の中でダラダラしてしまう・・・
宿題が少なめで暇を持て余してゲームばっかり・・・
なんてこともあるかもしれませんね。
春の進級や進学に備えて、冬休みはとても大事な時期です。
「長期休暇の過ごし方~冬バージョン~」をご紹介します。
1日のスケジュールを家族で作ってみよう
学校や保育園、幼稚園では、1日のスケジュールが決まっています。
学校では、曜日によって時間割もしっかり決まっていますよね。お休みであっても同じように、1日の過ごし方のプランを立ててみましょう。
ご家族は平日は働いていたり、学校に通っていることもあると思います。放課後デイなどの施設や習い事、塾の日もあるでしょう。
土日などの「特別な日」は家族で過ごせる時間にしたり、お出かけの日や家でゆっくり読書やビデオを見る日なども、プランに組み込んでいきます。
ダラダラと時間が過ぎて行ってしまい、テレビばっかり見て過ごすことになりかねません。
「今日は何をしようかな・・・」「何をしたらいいかわからない・・・」
このような気持ちにならないように、基本的な1日の過ごし方、1週間の過ごし方を、家族で一緒に決めていきましょう。
リビングにスケジュール表を貼ろう
スケジュール表は、リビングやキッチンなど、みんなが集まる部屋の壁に貼るのがオススメです。
お子様本人が、「今日はどうだったけ?」と確認しやすいのはもちろんですが、家族とスケジュールが共有しやすくなります。
「この日は、ママはお仕事だね。何時に帰ってくるね」
「今年は、あと●日だね。」
といった理解も視覚的な情報があるとわかりやすくなるでしょう。
運動の時間を確保しよう
スケジュールを作っている途中に、「運動が足りない」ということに気づくかもしれません。
特に冬休みは寒い時期ですから、家にこもって過ごす時間が多くなります。
意識的に「運動の時間」を確保することが大切です。
たとえば、散歩(ウォーキング)、ジョギングなど、積極的に・意識的に運動の時間を作ります。
夕方はすぐに暗くなって、また気温も下がりますから、明るく温かい時間帯には運動を優先すると、計画倒れも防げます。
もう暗いから、明日にしよう・・・ってならないように、毎日続けやすい内容、時間を設定しましょう。
休み中のお手伝いを決めよう
学校や園がお休みだと、家で過ごす時間がいつもよりも長くなります。
たとえば、いつもは朝バタバタとしてしまうので、朝ごはんを食べた後の食器はテーブルに置きっぱなしで、家族が片付けているかもしれませんね。
しかし、冬休みであれば朝は少し時間がとれるはずです。
そこで、
「自分の食器を台所にもっていく」「テーブルの上を拭く」「窓を開けて空気の入れ替えをする」
といった新しいお手伝いをお願いしてみましょう。
家庭内で役割を持つことは、お子様本人にとっても自信になります。
「時間があれば子どもにやらせたい」と思っていたことは、冬休み中にぜひチャレンジしてみてくださいね。
いいところ探しをしよう
とはいえ・・長い時間一緒に過ごすと、もしかすると普段よりも、叱ってしまうことが多くなることもあるかもしれませんね。
学校や園があるときの方が緊張感があるというお子様もいます。
スケジュールにそって過ごすことである程度、緊張感を保つことができると思いますし、お手伝いなどの家庭における自分の役割を意識することもできます。
それに加えて、「いいところ」探しを積極的にしてあげましょう。
たとえば、毎日、寝る前にお互いのいいところを3つずつ言う、など、家族みんなで「いいところ探しゲーム」はいかがでしょうか。
「好意的に扱ってもらえる」という経験はとても大切です。そうした経験を積み重ねることで、「人を好きな子ども」に成長していき、他人を好意的に受け入れる人として成長していきます。
いいところ探しは、家族も楽しい時間になると思いますよ。
また、こうしたお楽しみがあると、気の乗らないことでも「頑張ってみようかな」という意欲がわきやすくなります。
家族がちゃんと自分のことを見ててくれるという安心感にもつながります。
長期休暇の過ごし方については、こちらの記事も参考になさってくださいね。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/plan/
四谷学院の療育講座「55レッスン」は、冬休み中からもスタートすることができます。
時間の余裕があるタイミングで取り組み始めるのもオススメです。
くわしくはホームページをご覧ください。無料で資料もお届けします。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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