私たちは人とコミュニケーションをとるとき、自分の気持ちを態度に出したり、反対に、相手の表情や声色から、その人の気持ちを察したりすることをごく自然と行っています。
一方で、自閉症スペクトラムのお子さんの多くは、そうしたコミュニケーションを苦手としやすく、定型発達のお子さんと比べて感情の起伏が見えづらいことがあります。
そのため、なかには「何も感じていないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは大きな誤解です。
今回の動画では、感情表現が苦手なお子さんへの支援法についてご紹介しています。
いつも無表情に見える
なにを考えているかわかりづらい……
そんなお子さんが周りにいらっしゃる方は、ぜひご覧ください。
感情表現の方法に、唯一の正解はありません。
ただ、豊かな感情表現ができるようになることは、その子自身の人生の在り方を大きく変えます。
そして、経験を積んでいく中で『自分らしい感情表現の仕方』というのは必ず見つかります。
大人は焦らず、じっくりとその道のりを見守り、サポートしてあげられるといいですね。
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このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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