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国立特別支援教育総合研究所(NISE)に行ってきました!~インタビューその1~

  公開日:2018/11/27
最終更新日:2018/12/03

※この記事は約8分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。

11月10日土曜日に行われた国立特別支援教育総合研究所の「研究所公開」に伺ってきました。
この記事では、発達障害教育推進センター「特別インタビュー」第1弾をレポートします。

特別支援教育における発達障害を考える

発達障害教育推進センターの総括研究員でいらっしゃる横山貢一先生にお話を伺いました。
ひとつずつ丁寧にお答えいただき、穏やかな中に熱い情熱を感じました。その雰囲気も一緒にお届けできればと思います!

国立特別支援教育総合研究所とは?
神奈川県横須賀市にある、我が国唯一の特別支援教育のナショナルセンターです。。障害のある子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献するため、様々な研究、研修・支援、情報普及などが行われています。

国立特別支援教育総合研究所(NISE):http://www.nise.go.jp/nc/

「研究所公開」の横断幕が!建物の向こうは海です!

ホームページがかなり充実!家庭でも活用を!


発達障害教育推進センター総括研究員 横山貢一先生

四谷学院
本日は、よろしくお願いします!研究所公開を前にホームページを拝見しました。とても充実した内容になっていると思いますが、保護者の方に特にお勧めのページはありますか?
横山先生
発達障害教育推進センター、インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)、それぞれのQ&Aのページは保護者の方向けの情報がわかりやすく掲載されていてお勧めです。
四谷学院
確かに具体的でていねいですね。
横山先生
また、ホームページ上で講義動画配信も行っています。
元々は学校の先生向けに作られたものですが、学校でどういったことを大事にして教育がなされているのかを知るために活用いただけると思います。1本15~20分程度と短時間なので気軽にご覧いただけます。
教材・教具データベースのページでは、研究所の展示室でも展示している教材や書籍を紹介しています。
イベント情報のページでは、保護者の方が参加いただけるイベントも紹介しています。随時更新しているので、ぜひご覧いただければと思います。

おススメのページはこちら!

▼▽発達障害教育推進センター  発達障害のある子どもの支援に役立つQ&A▽▼
http://icedd.nise.go.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=121

▼▽インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB) Q&A インクルーシブ教育システム構築に向けて<保護者向け> ▽▼
http://inclusive.nise.go.jp/?page_id=91

▼▽インターネットによる講義配信▽▼
http://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online

▼▽You Tube版▽▼
https://www.youtube.com/user/NISEchannel

▼▽発達障害教育推進センター 教材・教具データベース▽▼
http://icedd.nise.go.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=97

▼▽発達障害教育推進センター イベント情報▽▼
http://icedd.nise.go.jp/?page_id=1292

発達障害児の特性へのかかわり方

四谷学院
発達障害のある子どもの感覚過敏や操作性の弱さといった特性に対して、家庭ではどのように関わると良いでしょうか。
横山先生
たとえば感覚過敏は、刺激をなくしてあげる、減らしてあげることが大事です。そのための方法やツールは子どもそれぞれなので、ご家庭でお子さんにあった刺激の減らし方、なくし方を見つけられると良いでしょう。
四谷学院
展示室にも支援グッズがたくさん置いてありました。

横山先生
そうですね。聴覚過敏のあるお子さんの場合、イヤーマフをつけることで生活がしやすくなるといったケースがあります。
また操作性については、たとえば鉛筆の補助具など、操作をスムーズにするためのツールを見つけてあげられると良いでしょう。
四谷学院
鉛筆の補助具だけでも、カラフルなものからシンプルなものまで、様々な形状がありますね。
横山先生
お子さんに合った支援ツールが見つかったら、園や学校などに伝えて情報を共有することも大切です。
情報共有のタイミングとして考えられるのが、個別の支援計画の作成時です。個別の支援計画は、保護者の方が参画して作ることが原則になっていますが、現状ではなかなかそこまでいっていない場合も多くあります。
個別の支援計画の作成時に積極的に参画し、その機会を使って情報を伝えていけると良いでしょう。
四谷学院
合う支援ツールが見つかったら、ぜひ情報共有したいですね。
横山先生
感覚過敏や操作性に課題のあるお子さんは、園や学校でストレスを感じる場面が多くなりがちです。
家に帰ってくる時にはヘトヘトになっていることもあるので、家庭ではできるだけリラックスをできる場面や場所を作ってあげるようにしましょう。
四谷学院
親としては、苦手なことは克服させなくてはという気持ちがどうしても強くなることがあると思います。
横山先生
そうですね。実際、操作性などは、ある程度練習すればできるようになる部分もあります。その一方、練習してもなかなか改善が難しい部分もあるのです。
たとえば、感覚過敏はなかなか練習して治るものではありません。治すという方向性よりも、そのつまずきを解消するためにどんなツール・方法があるかというところに目を向けた方が、お子さんもストレスを感じずにできることを伸ばしていけるはずです。

四谷学院
「つまずきを解消すること」に目を向けるのですね。
横山先生
たとえば、カラー下敷き。以前、当事者の方とお話しする機会があったのですが、その時に「教科書がすごく読みにくかった。白地に黒の文字だとぼやけたり字が抜けたりすることがあった。自分はオレンジ色のクリアファイルを乗せることで、すごく読みやすくなったんだ。」とおっしゃっていたんです。
そういったツールを見つけられると、学習に対して前向きに取り組みやすくなりますし、生活もしやすくなるのだなと実感しました。お子さんの可能性を伸ばすためにも、お子さんにあった支援ツールを見つけることは有意義なことだと思います。

(インタビュー その2に続く)

企画展示、イベントについてこちらもあわせてお読みください。

国立特別支援教育総合研究所(NISE)に行ってきました!~企画展示・イベント~

このインタビューは、四谷学院療育プログラム(55レッスン)が行いました。
55レッスンについて詳しく知りたい方は、ホームページをご覧ください。

 

 

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