こんにちは、四谷学院の生田です。
小学校に上がる春は、子どもにとって大きく環境が変わります。
通うことになる場所はもちろん、お友達や先生も変化します。
そのため、混乱や戸惑いを感じることがあります。
気持ちを安定させて学校生活を送るためには、家庭生活の安定が重要になってきますね。
この記事では、武蔵野東学園の先生よりいただいた「小学校の入学準備」についての解説をご紹介します。
武蔵野東学園は、55レッスンの教材編集にご協力いただいております。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/musashinohigashigakuen/
毎日規則正しく過ごす
睡眠、食事、学習など、家庭の中でのスケジュールを見直しましょう。
そして、毎日規則正しい生活が送れるようにしましょう。
安定した家庭生活は、安定した学校生活のスタートにつながるはずです。
小学校での活動にしっかり臨めるよう、体力づくり、十分な睡眠、十分な食事の量がとれることなど、生活習慣(生活のリズム)を整えていきましょう。
たとえば、朝食をしっかり取れるように、少し起きる時間を早くする、そのために早く寝る、といった工夫があります。
一人でできることを増やす
着替えや食事など、一人でできることを増やしておきましょう。
お子様がすでに一人で着替えができているなら、今より少し早い時間で終えることを目標にしてみてはいかがでしょう?
また、箸やフォークなどを使って、食事のマナーを守ってひとりで食べる、というのも大事です。
お手伝いをさせる
学校生活では、先生の言葉での指示に従って行動することが増えると予想されます。
そのためご家庭では、お手伝いを通して、お子様が指示を聞く練習をするのもよいかもしれません。
お子様に「よく聞いてください」など声をかけ、指示に従って行動する練習をしましょう。
机の前に座わらせる
勉強嫌いにさせないことを前提として、机の前に座って学習する時間をつくってみましょう。
学ぶ内容としては、国語では「ひらがなの読み書き」、算数は「10までの読み書き・概念」等ができていると、小学校での学習に対してより戸惑いが少ないと思います。
繰り返しになりますが、「勉強嫌いにさせない」ということが前提です。
最初は、お絵かきやぬりえなどでもかまわないので、「机の前に座る」からはじめてもよいかもしれません。
まとめ:小学校入学前に家庭でやっておきたい
「小学校入学までに」と意気込みすぎてしまうと、子どもへの負荷も高くなり、保護者自身も行き詰まってしまいます。
入学準備を行う上で一番大切なのは、子どもが小学校生活への期待感をもつことです。
「今日はたくさん歩けたね。小学校まで行くのも楽しみだね!」
「机でお勉強、かっこいいね。小学生のお兄さんみたいだね!」など
子どもが前向きな気持ちになれるような言葉かけ、働きかけをしていきましょう。
四谷学院の療育プログラム(55レッスン)は、無学年制です。
A段階~G段階まで、小さなお子様から大人の方まで、幅広い年齢の受講生がいらっしゃいます。実際の年齢にこだわらず、お子様にぴったりの学習段階から講座をお選びいいただけます。
くわしくは、ホームページをご覧ください。無料で資料もお届けします。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
コメント