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子どもはなぜ走り回るのか?その理由と対応方法

  公開日:2018/05/02
最終更新日:2019/06/21

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院55レッスンの生田です。

延々と走り回るお子様に困っていると、お母様からご相談をいただきました。

とにかく何時間でも走り回っている。
ほかの遊びにも興味を持ってくれない・・・

こんな状況です。」

付き添うお母様は大変ですよね。
道路でもスーパーでも、走り回るお子様はよく見かけますが、これは実は子どもが刺激を求める遊びなんです。

今回は、子どもが走り回る理由と対策についてお話しします。

子どもは刺激を求めている

お子様が好きな遊びには、脳が必要としている刺激があると言われています。

今回いただいたご質問で、延々と走り回っているということから、お子様は「前庭感覚の刺激を求めているのかもしれない」と感じました。

前庭感覚とは?

前庭感覚とは、平衡感覚とも呼ばれており、簡単に言うと重力や加速の刺激を受ける感覚です。

前庭感覚の刺激を求めるお子様は、絶えず走ったり動き回ったり、高い所からのジャンプ、階段の上り下りなどを好んだりすると言われています。
こういった重力や加速をより強く感じる活動をすることで、自分に必要な刺激を取り入れているようです。

前庭感覚の受容がスムーズになると、視線を合わせるなどの目の動き、言語情報の処理などが発達して、情緒が安定すると言われています。

どんな遊びが適切か?

前庭感覚の刺激を求めているお子様の場合は、ご家庭ではトランポリンやバランスボール、外遊びではアスレチックやすべり台、タイヤブランコなどの大型遊具、自転車、キックボードで遊ぶなど、体をダイナミックに動かす遊びをするといいとされています。

必要な刺激を取り入れることで、前庭感覚が刺激されて、感覚の統合につながります。

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ほかの遊びに興味を持たせるには?

室内で充分に前庭覚を刺激する遊びを取り入れていき、お子様の刺激を満たしておきましょう。
いざ外に出た時に、ある程度刺激が満たされている場合は、ほかの遊びを受け入れやすくなります。

たとえば、ご家庭では、トランポリン、バランスボールの他にも、踏み台を並べて歩かせたり、布団の上を転がるような遊びをしたり、回転する椅子に座って回したりなど、「重力と加速」をより強く感じるような遊びをさせてみるといいかと思います。

室内での遊びを工夫することで、何時間でも走り回ることを減らしていけるといいですね。

前庭覚の問題は、固有感覚や触覚も関わっている場合が多いため、判断が難しいところではあります。
もしお子様に当てはまると感じる部分があれば、療育センター等でも詳しくご相談くださいね。

四谷学院では、ご家庭でできる療育をサポートします。
詳しくはホームページをご覧ください。無料で資料をお届けいたします。

 

 

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