【発達支援】知識を支援力に!「もっと早く知っていれば…」発達障害児支援に携わる保育園の先生の言葉

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こんにちは、四谷学院発達障害児支援士の発田です。

保育園や小学校など、支援者サイドの知識や経験が足りないと感じ、そのために発達支援がうまくいっていないケースは珍しくありません。

自分の支援に自信が持てない理由

自己流のため

中には、発達障害があったり配慮が必要な子どもへの対応を専門的に学ぶ機会のなかった方もいらっしゃるようです。
障害の名前は知っているし、配慮が必要なことはわかるけれども、具体的な支援方法がわからないというケースが多く見られます。
すると、試行錯誤でやってみることになり、「これでいいのかな」「大丈夫だったかな」と常に不安を感じることが多くなってしまいます。
その不安は子どもたちが敏感に察知してしまうこともあります。

裏付けがないため

ある程度「経験」があれば、それを裏付けとして「こうすればうまくいくことが多い」と判断することができます。
しかし、経験の浅い新人スタッフであったり、通常保育はベテランだけれども発達支援を行う経験が少なかったりする場合には、やはり迷いがなくならないようです。
「こういう考え方で行くとうまくいく」という裏付けがあると、安心して支援にあたることができます。

軸があいまい

その場その場でベストと思う対応をしているつもりでも、支援の軸がぶれてしまうことは珍しくありません。
ぶれてしまう理由の1つは「言葉にできていないから」。
自分なりの発達支援の軸を言葉にすることで、常にそこに立ち返ることができ、「判断の軸」がぶれることが少なくなってくるはずです。

知識は支援力アップに直結する

発達障害児支援士という資格を取得することで、知識と自信を得て、現場での活躍が広がった受講生の方の声をご紹介いたします。
では、さっそくどうぞ。

もっと早く知っていれば、現場で生かせたのに

知らない情報が多すぎて目からうろこでした。もっと早く知っていれば、現場で生かせたことがあったのに!と感じ、これからの保育で生かせられるよう努めたいと思います。

今後必要になるからもしれない「学び」にも触れることができた

今回受講した講義は保育園から小学校と幅広い分野での支援の仕方が学べました。実際に小学校や療育施設で働いた経験がなく、その場面をイメージできにくい講義もありましたが、今後必要になるかもしれないと感じながらテーマ別の学びに触れることができてよかったです。

講義に出会えてよかった

今回受講を終えてもまだまだ学ぶことがたくさんあると思っています。現場で困った時には、講義を振り返り、思い出しながら支援者として余裕をもって関われるよう心掛けていきたいと思います。この講義に出会えてよかったです。ありがとうございました。

受講中から、実践に生かせました

ハサミや鉛筆、折り紙の折り方などの文房具の使い方や手先を使った遊びの支援の仕方が詳しく解説されていて実践に生かせました。

ハサミを持ち、開くことができなかった子にスプリング付きのハサミを持たせてみると、自分で切れることができたことに感動している様子で、一回切りだけでなく、長い紙を切ることもできるようになった。そのこともあり、特にハサミを使う製作となると嫌がらずに参加できるようになった。

ほかにも、癇癪、パニックの事前対応が大切と知り実践しました。

遠足など園外活動の前に事前にどのような目的でその場所に行くのか、目移りしやすい場所(多くの施設が隣接しているなど)などは、その日までに何回か絵や写真などで子どもと一緒に確認すると納得し、大きな癇癪をせず、過ごすことができた。

この対応の仕方は、園外保育以外にも応用できるので、事前対応として話し、子どもが理解して答えたりした時に「すごいね、そうそう。あっているよ。」と私が話すと、嬉しそうな表情を見せていて、お互いにとってメリットしかありません。

まとめ~【発達支援】知識を支援力に!「もっと早く知っていれば…」発達障害児支援に携わる保育園の先生の言葉

「もっと早く知りたかった」「もっと早くすればよかった」「すぐに始めればよかった」というお声はよく聞きます。
しかし、後悔しなくても大丈夫です。
今すぐはじめましょう。

後ろを向く必要はありません。前を向いて、これから子どもたちの笑顔を増やしていきましょう!
四谷学院の「発達障害児支援士資格認定講座」はあなたの頑張りをサポートします。

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