運動を楽しむ工夫の具体例その3
公開日:2017/10/20
最終更新日:2017/11/03
こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
誰もが運動を楽しむための工夫を、いくつかの記事でご紹介しています。
第1回の記事 ⇒ 誰もが運動を楽しむ工夫
第2回の記事 ⇒ 運動を楽しむ工夫の具体例その1
第3回の記事 ⇒ 運動を楽しむ工夫の具体例その2
第4回の記事 ⇒ 今ご覧のこの記事です
前回の復習
誰もが運動を楽しむ工夫のポイントは、この3つでしたね。
2.目標を一人ひとりに設定する
3.ほめ上手になる
それでは、今回の記事では、「3.ほめ上手になる」について、見ていきましょう。
ほめ上手になる
運動を楽しむ工夫についての一連の記事で書いてきたような働きかけの全てを支えるのは、大人が適切に「褒めること」です。
子供たちの努力を承認し、頑張る意欲を引き出し、達成感を与えます。
ほめるためにはよく見ること
ほめ上手になるためには、その子の様子をよく見ている必要があります。
こういったことを丁寧に見守るからこそ、その子が人知れず努力している瞬間や壁を乗り越えた瞬間に時機を逃さず承認してあげることができるのです。
ほめることは育児・療育の大原則
ここまで、運動を楽しむための働きかけを見てきました。
大切なのは、大人が子供たちの様子をよく見ること、適切に褒めて励ますこと、です。
大人が子供たちの様子をよく見ていなければ、子供たちの実態に合わせて柔軟に対応を変化させ、課題や目標を一人ひとりに合わせて設定することはできませんし、大人が子供たちを上手に褒めることができなければ、子供たちのやる気を引き出すことはできないですよね。
これは運動に限った話ではなく、育児・療育の全てに通じる大原則です。
発達に偏りがあるかないかは関係ありません。
目の前のこの子の様子をよく見る。
その子の今の様子と、目指すべき課題をとらえて、今ほんのちょっと頑張れば乗り越えられるステップを設定する。
乗り越えるまでの努力を承認し、乗り越えられたことを一緒に喜ぶ。
わたしたち大人は、すべての子供たちに対して、こんなふうに接していきたいものですね。
運動が楽しい、苦手だけど頑張ろう。
そんなふうに思える子供たち(と、もしかしたら大人たち)が、一人でも多くなりますように!
それでは、また。
四谷学院療育55段階プログラム 資料請求はこちらから
necoです。自己紹介はこちら55レッスンの理念は「誰でも才能を持っている」です。このブログは、読むだけで自分や我が子の可能性が輝いて見えてくるような、明るい信頼の空気感をお伝えできるようにと祈りをこめて書いています。
前の記事 » 運動を楽しむ工夫の具体例その2
次の記事 » 言葉が遅いと発達障害?言葉が育つプロセスとは