こんにちは、55レッスンの生田です。
学校がお休みで、家で過ごすことにもすっかり飽きてしまった頃かもしれませんね。家族で過ごす時間が長くなることで、新しい楽しみを発見できるかもしれません。楽しく、前向きに過ごしましょう!
55レッスン(療育55段階プログラム講座)にちなんで、お休み中の過ごし方のアイディアを55個紹介します。
前回(1~15個目まで)の記事はコチラです。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/yasumi55-1/
目次
しりとり
しりとりを通して、音韻認識を育てることができます。また、「動物」などカテゴリーを絞れば、仲間の言葉の学習にもなります。
都道府県名を覚える
日本地図やパズルを使って、47都道府県の名前や位置・形を覚えるといったチャレンジもいいでしょう。また、都道府県の漢字は小学校4年生の漢字として習います。漢字で都道府県名をマスターできたら、かっこいいですね!
世界の国々について調べる
世界地図を見ながら、身近な国の場所や名前を教えてみましょう。国旗を覚えるのが得意、というお子さんもいます。Googleのストリートビューを使って、おうちで世界旅行気分を味わうのもいいですね。
アルファベット・ローマ字を覚える
アルファベットやローマ字がわかるようになると、英語も親しみやすくなります。自分や家族・友達の名前、地名など、生活の中で触れる機会の多い言葉だと、「書けるようになりたい!」という気持ちも働きやすくなります。
地図の読み方を覚える
四方位や八方位、地図記号の学習をするのもいいでしょう。地図アプリなどで、家や学校の周りの地図を表示して東西南北に何があるか見てみたり、地図記号のアプリでゲーム感覚で地図記号を覚えたりします。事前学習の後は実際に歩いてみて、生活と結びつけていきましょう。
理科の実験
家でもできる実験を紹介したサイトを参考にしたり、実験キットを用意したりすれば、おうちの中でも実験をすることができます。スライムやバスボムを作って見たり…安全に配慮しながら、春の自由研究なんていかがでしょうか?
反対語を覚える
読解や漢字が苦手なお子さんの中には、語彙が少ないことが理由の一つになっている場合があります。言葉を増やす方法として、反対語同士ペアで覚えていくという方法があります。対にすることで言葉の意味も捉えやすくなります。
反対語カードや辞典などを活用するのもいいでしょう。
慣用句・ことわざを覚える
慣用句やことわざは抽象的な表現のため、自閉傾向のあるお子さんの場合、言葉のまま捉えてしまうことがあります。国語力やコミュニケーション力を伸ばすために、カード教材などを使って意味を確認していくのもいいでしょう。
手紙を書く
なかなか会えない友達やおじいちゃん・おばあちゃんに手紙を出してみるのはいかがでしょう。目的があると、字を書こうという気持ちも起きやすくなりますよ。
日記・絵日記
日記を書くことを通して、1日の出来事を振り返りを行うことができます。時系列順に物事を整理する練習にもなりますし、体験を言葉にすることで使える言葉を増やしていく訓練にもなります。
メモをとる練習
社会に出ると、言われたことをメモして仕事をこなすといったことが日常的にあります。メモをとって、おつかいやお手伝いに挑戦する機会を作っていくといいでしょう。
読書
読書は、正しい日本語を身に付ける、想像力を豊かにする、興味の幅を広げるなど、様々な効果が期待できます。文科省の「子供の読書キャンペーン」の特設サイトも参考になりますよ。
クイズ・なぞなぞに挑戦する
昨今、クイズ番組ブームですね。クイズやなぞなぞは、断片的な情報から想像・推理をする作業なので、頭の体操になります。おじいちゃん・おばあちゃんとビデオ電話でなぞなぞ遊びをするのも楽しそうですね。
間違い探し
全体の中から細部に注目するという作業は、似た漢字を使い分ける力にもつながっていきます。間違いをなかなか見つけられない時は、裏紙などを使って見える範囲を4分の1に狭めてあげるといいですよ。
時計の読み方
文字盤が色分けされた知育時計を使うと、「6時55分」の時に「7時55分」と読み違えてしまうといった間違いをせずに済みます。時計の針を動かしながら、時間が進む・戻るといった感覚を持っておけると、時刻や時間の計算もスムーズになるでしょう。
買い物ごっこ
お菓子の空箱などに付箋で値札を貼り、リアルな買い物ごっこ遊びをしてみるのはいかがでしょうか?実際のチラシを使って、お金を出す練習をするのも良いでしょう。
おこづかい帳をつける
お金の計算ができるようになってきたら、お小遣い帳をつけることで、金銭感覚を養うのもいいでしょう。○○のお手伝いができたら△円もらえるというお駄賃制にすると、仕事をしたらお金がもらえるという社会のルールについても学べます。
パズル
絵合わせ(2ピース)からジグソーパズルまで、難易度が細かく分かれているので、お子さんの認知レベルや発達段階に合わせて選ぶようにしましょう。手先を使う練習にもなります。
ビーズ遊び
ビーズを使ってアクセサリー作りをするのも素敵ですね。指先のトレーニングにもなります。お手本と同じ配列で作る、アイロンビーズやアクアビーズで作品を作る、なんていうのも楽しそうですね。LaQやレゴ、ピタゴラ装置作りなんかも人気です。
はさみの練習
はさみの操作は、閉じるよりも開く方が難しいと言われています。スプレーボトルでお花に水やりをするなど、何気なく日常生活に練習の機会を作ってみるのも良いでしょう。短冊状に切っておいたピンクの色紙をチョキンと1回切りで切り落として、桜吹雪を作るのも素敵ですね。
今回は、20個のアイディアをご紹介しました!
続きはこちらのページでご紹介します。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/yasumi55-3/
自閉症、発達障害の子どもたちに、わかる喜びできる自信を。
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このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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