運動会や発表会で落ち着きがない… 安心して参加するには?

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こんにちは!四谷学院の発達障害児支援士、発田(はった)です。
運動会や音楽発表会などの特別な行事の日。いつもと違う場所やスケジュール、大勢の人や大きな音に戸惑い、お子さまが不安でいっぱいになって落ち着きをなくしてしまうことはありませんか?
「無事に参加できるだろうか」「周りに迷惑をかけないだろうか」と、見守る大人の方も緊張や心配でハラハラしてしまいますよね。事前の練習で慣れていくことも重要ですが、本番環境でのサポートも欠かせません。今回は、発達の特性からくる不安を和らげ、お子さまと大人が共に安心して行事に参加できるようになるための具体的なサポート方法についてお伝えします。

よくあるお悩みQ&A

Q. 普段と違う環境やスケジュールが苦手で、行事の際に気持ちが不安定になり、うまく参加できない子どもがいます。自分の出番までの待機時間にじっと待っているのも苦手のようです。本人が安心して参加できるようにするには、どのようにサポートすればよいでしょうか?
A. 行事の際、特に本番では大勢の人がいるなど、普段とは雰囲気が大きく異なります。そのような時、「次に何が起きるのか」「どう振る舞えばいいか」がわからず、強い不安を感じるお子さまがいます。事前に練習を重ねることに加え、本番でもご本人の不安を和らげるサポートができると良いでしょう。スケジュールを目で見てわかる形で伝え、待機時間などの難しい場面で少しでも落ち着いて過ごせた際にご褒美を用意する仕組みを取り入れると、安心感と自己肯定感のアップに繋がります。

実践事例

ここで、発達障害児支援士の学びを実践された受講生H.T様のケーススタディをご紹介します。

受講生 H.T様の体験談

【実践事例】
運動会、音楽発表会の時のスケジュール帳を作り、そのスケジュール通りに行動・待機ができた時に『頑張ったよシール』を貼るためのチェックリストを作りました。結果として、見通しがわかり、落ち着いて参加することができました。

※本エピソードは受講生個人の体験に基づくものであり、すべてのお子さまに同様の効果が見られるとは限りません。

解説:なぜこの対応が効果的だったの?

H.T様の対応がうまくいった理由について、発達支援の観点から解説します。

1:目で見える形でのスケジュール提示

言葉だけで「次は〇〇だよ」「ここで待っててね」と伝えるのではなく、スケジュール帳という目で見える形にしたことがポイントです。これは、発達支援の現場で広く活用されている手法で、「視覚的支援」と呼ばれています。
耳から聞く情報よりも目で見る情報の方が理解しやすいお子さまにとって、「いつ」「どこで」「何をするのか」が明確になるため、不安が減り、安心して待機できるようになります。

2:シールを使った達成感の積み重ね

スケジュール通りに行動できた際に「頑張ったよシール」を貼る仕組みを作ったことも非常に効果的です。
望ましい行動ができた時に目に見えるご褒美(シールなど)を与えることで、「次も頑張ろう」という意欲を引き出すことができます。

まとめ

運動会や音楽発表会といったイレギュラーな行事では、お子さまの不安を取り除き、見通しを持たせることが重要です。スケジュール帳で流れを伝え、できたことをシールなどで認めてあげることで、お子さまは自信を持って行事に参加できるようになります。日々の生活の中でも、こうした小さな工夫を取り入れてみてくださいね。

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