こんにちは、四谷学院の生田です。
小学校の中学年・高学年になってくると、将来のことも気になってくることでしょう。
お子様により進路は様々ですが、たとえば小学校卒業後は中学校、そして高校…と上がっていきます。
自立にむけて、家庭でどのようなことに気をつけていくとよいでしょうか?
この記事では、武蔵野東学園の先生よりいただいた「学童期後半にすべきこと」について解説をご紹介します。
武蔵野東学園は、55レッスンの教材編集にご協力くださっています。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/musashinohigashigakuen/
家庭内で役割を持たせる
家庭の中で、お子様が役割を持てるようにしてあげましょう。
家事の手伝い、箸を並べる、玄関のお掃除などなど・・・できることからでかまいません。
家族から頼られ、信頼されることで、家庭が安心できる居場所になります。
思春期にさしかかるこの時期の混乱を乗りこえる上で、家庭が安心できる居場所であり続けることは非常に大切なことです。
家事の手伝いはそれそのものが、自立につながる練習でもあります。
手伝いの種類を徐々に増やしていくとよいでしょう。
また、手伝いをお願いするなかで、終わったら“報告”することも習慣づけていきましょう。
“報告”も社会生活を送るうえで、大切なスキルです。
身体を動かす機会をつくる
成人に近づくにつれ、筋力や心肺機能が自然と高まっていく時期です。
それに対応して、身体を十分に使わせることが大切です。
学校の運動部やスペシャルオリンピックスをはじめとする地域の組織に加入するなど、定期的に発散する機会を得るとよいでしょう。
余暇の過ごし方を充実させる
将来、大人として充実した生活を送るには、余暇の過ごし方も大切です。
たとえば、電車、コンピュータ、クラフト、音楽、スポーツ、料理などお子様が好きな活動を見つけ、深めていくのもこの時期に必要なことです。
まずは家族で一緒に活動を楽しんでみることから始めるとよいかもしれません。
中学校以降では、部活動も始まります。
お子様の意思を尊重しつつ、そうした場も活用していきましょう。
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このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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