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キレやすい子どもへの接し方がわからない…どう接すればいい?【発達支援・発達障害】

  公開日:2021/06/19
最終更新日:2021/06/18

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の生田です。

子どもがちょっとしたことですぐキレる、常にイライラしている…そんなご相談をいただくことがあります。

今日はキレやすいお子さんへの接し方をご紹介していきます。

なぜキレるのか?

大人からすれば「こんなことで…」と思うようなことで、怒りを爆発させてしまう。
いわゆる「キレる」子どもです。
その理由は様々で、2歳頃に迎えるイヤイヤ期や思春期などの発達過程から来る場合もあれば、日常的にストレスが溜まっていて発散できていない、感情の識別や表出が苦手、認知に歪みがある…といったことが考えられます。
たとえば、発達過程によるものであれば、ある程度成長を待つことも必要になってきます。

当然ながら、理由によって子どもへの対応も変わってきます。

家庭内外でのお子さんの様子を観察して、理由を探っていきましょう。

キレる子どもへの親の接し方

イヤイヤ期

イヤイヤ期は、自我が目覚めて「なんでも自分でやりたい」と思う時期です。
「○○と△△、どっちやる?」と自己選択させるなどして、さり気なく主導権を握れるようにしていきましょう。

思春期

小学校高学年頃になってくると、親に干渉されることを嫌がるようになってきます。
あらかじめ絶対に守らせたいルールや親に相談が必要なことは決めておき、あとはある程度自由にさせてあげると良いでしょう。

何かあった時だけ声をかける、ということになると、「いちいち注意ばかりしてくる」と思われてしまいます。
毎日その日の出来事を数分程度で構わないので、報告してもらう時間を作るなどして、ポジティブな関係を築いていきましょう。
また、友達や学校の先生など、保護者以外の相談相手を作っていきましょう。

ストレスを溜めやすい

イラっとすることが積み重なって、ふとしたきっかけでキレてしまうのかもしれません。
毎日、三行日記をつけるなど、感情を書き出す機会を作るのも良いでしょう。

また、体を動かす、歌を歌ったりダンスをしたりするなど、ストレス発散になる活動を取り入れていきましょう。
習い事や部活動としてこうした時間を作るのも良いですね。

感情の使い分けができていない

自分の感情を的確に把握できていないと、知らず知らずのうちにイライラを溜め込んでしまいます。
本当は「悲しい」と感じているのに、自分の感情にうまくラベリングできず、怒りとして処理してしまうケースもあります。
出来事と感情を切り分けて整理する練習を行っていきましょう。

また、怒りの感情の表現の仕方がわからず、つい乱暴な言動になってしまう、といったこともあります。
「イヤだ」「やめて」と言うなど、適切な表現の仕方を教えていきましょう。

認知の歪み

相手にそのつもりがないのに、「にらまれた」「無視された」など相手の言動を誤認して「なんだよ!」と怒っているようなケースでは、認識を正していく必要があります。
この時に、「あなたの勘違いだよ」と一方的に指摘する形になってしまうと、「自分の言うことを信じてもらえなかった」「大人はみんな信用できない」という思考に陥ってしまう危険があります。

子どもの感じ方に寄り添いながら相手の行動の理由を考えさせていきましょう。
「どうして~してるって思ったのかな?」
「返事をしてくれないと、無視されたのかな?って思っちゃうよね」
「聞こえなくて返事しないこともあるかもしれないね。一度『聞いてる?』って聞いてみるのはどうかな?」
等の語り掛けが有効でしょう。

また、落ち着いている時に、表情や行動から相手の気持ちを読み取る練習をしていきましょう。
市販のワークブックの他、アニメやドラマ番組、絵本なども活用できるでしょう。

参考:NHK for School https://www.nhk.or.jp/school/
(オススメ…「特別支援」-「u&i」-「クイズ!一番悪いのだ~れだ?」)

支援の見直し

家庭以外の場で適切な支援が得られているかを見直しましょう。
園や学校で必要な支援が得られていないと、毎日ストレスを抱えながら園生活・学校生活を送ることになります。

園や学校での様子や先生の関わり方が、家庭での関わり方のヒントになることもあります。
家庭だけで解決しようとせず、園や学校、発達支援センターや教育相談センター、スクールカウンセラーや特別支援コーディネーターなど、周囲の協力を得ていきましょう。

また、睡眠などの生活リズムが崩れていると、日常的にイライラしやすくなります。食事や入浴、運動など、生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることも心がけていきましょう。

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