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【発達障害児支援】ライフスキルとソーシャルスキルの違いは?

  公開日:2021/07/02
最終更新日:2021/07/05

※この記事は約5分で読めます。

こんにちは、四谷学院の療育担当、生田です。

発達支援にかかわる方より、
「ライフスキルとソーシャルスキル、何が違うの?」
というご質問をいただきましたので、回答させていただきます!

ソーシャルスキルとは?

「ソーシャルスキル」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
ソーシャルスキルとは、社会的ルールや場面に応じた会話・行動ができる能力のことを言います。

もともと、ソーシャルとは「社会的な」という意味です。
「ソーシャルスキル」を日本語で訳したときに「社会性を身に付けるとか、社会生活に対応していける力」といった言い方がされることもあります。
社会の中で自立して、そして主体的に人と関わりながら生活していくことができるのは、ソーシャルスキルがあるからとも言えるでしょう。

発達障害とソーシャルスキル

発達障害のある子どもの場合、「ソーシャルスキル」が課題とされることが多く見られます。
また、発達障害児の支援や療育を語る時には、どうしても彼らが苦手な「コミュニケーション」に注目が集まりがちです。
そのために、ソーシャルスキルの必要性が強調されたりするのかもしれません。

しかし、私たちが自立した人間として日々を過ごしていくためには、コミュニケーションスキルとソーシャルスキルに加えて、最も基本的な生きるためのスキルが必要です。それがライフスキルです。

ライフスキルとは?

たとえば、ものを整頓してして部屋を片付ける、掃除も自分でやって、ゴミを分別して収集日に正しくゴミ出しができる。社会の中で毎日を滞りなく生活できるようにしていくことは、将来を見据えた上でとても大切になってきます。
そして豊かな生活経験を重ねられるようにするためには、社会の中でスムーズに暮らしていくことが欠かせません。

このように、社会において生きていくためのスキル、そして豊かな人生を送るための土台となるスキルを総称して、私たちはライフスキルと呼びます。
先に述べたソーシャルスキルも、広く言えばライフスキルと含められると言えるでしょう。
ライフスキルを高めていくことは、子どもたちのQOL(生活の質)を高めることにつながっていくのです。

発達障害とライフスキル

地域社会で暮らしていくためには、様々なスキルが必要です。簡単な家事の他にも、電車やバスの乗り方、電話の出方、あるいは質問や報告の仕方などなど。
しかし発達障害のある子どもの中には、そうした生活の中における基本的なスキルが身に付きにくいケースがあります。
たとえば、身だしなみについて教えるにも、「何のために身だしなみを整える必要があるのか?」ということを根気強く教えていく必要がありますし、着替えの順番やチェックポイントなども、1つひとつ具体的にそして丁寧に教えていく必要があります。
私達が、なんとなく身に付けてきたことや見よう見まねでできるようになったことでも、順序立てて教えていかなければ身に付きません。

「なんでできないの?」
と言ってしまうことは簡単です。
でも
「どうしたらできるようになるか?」
と考えた方が、お子様にとってもそして家族にとっても、ずっとずっと前向きで建設的です。

ライフスキルトレーニングの姿勢

子ども達にライフスキルを教えていくことを、ライフスキルトレーニングと呼びますが、発達障害の特性を理解する、知識を持つことで、ずっと楽に支援、指導していくことができます。
つまり、ライフスキルトレーニングとは、子どものトレーニングでもありつつ、保護者のトレーニングでもあります。

すでにライフスキルトレーニングをスタートした親御さんたちの声をご紹介しましょう。

支援の手助けとなる講座で、先ず自分自身の娘との向き合い方を見直し、日常のつまずきに即座に対応し、親子共々笑顔溢れる日々にしていきたい。そして、余裕ある応対ができるように引き出しにいっぱい詰め込み、成長を楽しみながら家庭療育に励みたい。将来、誰からも愛され、自立し社会に適応できる人間に成長を成し遂げれるように、一生懸命親子二人三脚頑張っていける力を身に付ける意味でも、真剣に学びたいです。(S.Hさん)
息子が協調性運動障害と診断され、他にも親としてはコミニケーションやたまにある癇癪など気になることもあるのですが心理は診断が付かず。けどIQで低い部分凸凹はあるので療育したいなと思いがありますが、心理は療育必要ないと言われました。家で出来ることはないかな?と思っていたので受講しようかなと思いました!(F.Aさん)
もうすぐ5歳になる軽度の知的障害と自閉症の息子がいます。少しでも息子が自分でできることを増やせるように何かできないかを考えていますが、なかなかうまくいきません。この講座を受けることで何か掴むことができるのではと思っています。(H.Mさん)
 子どもの生活の質を高めるライフスキルトレーニング  ソーシャルスキルトレーニングは、家庭だとなかなか取り組むことができないかもしれません。一方、ライフスキルトレーニングを行うには、家庭が一番適した環境と言えるでしょう。

ライフスキルトレーニングはいつ始めてもOKです。中でも、家庭での時間が増える夏休みや冬休みはスタートするチャンスですね。
講座について、くわしくはホームページでご確認いただけます。


>四谷学院 発達障害児ライフスキルトレーナー資格認定講座

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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