家庭療育の通信講座 療育55段階プログラム55レッスンでは、受講を検討されているおじい様・おばあ様からのお問い合わせもいただきます。
「両親が共働きなので、自分が何かしてあげたい」
「発達障害のある孫のために、できることはある?」
今回はそんな祖父母の方に向けて、お孫さんと一緒に55レッスンを受ける際のポイントと、実際に受講された方の体験談をご紹介していきます。
動画はこちらをどうぞ!👇
目次
受講段階はお孫様の課題に合わせて
55レッスンは無学年生です。
検討していただきやすいように目安はありますが、「〇才だから」「〇年生だから」という理由で受講段階を決める必要はありません。
A~Gまでの各段階で教材をご用意していますので、お孫さんの年齢や学年にかかわらず、お孫さんの苦手なことや課題に合わせて、無理のない段階からスタートすることが大切できるといいでしょう。
実際、受講されている方の大半が、お孫様の年齢・学年よりも前の段階からスタートされています。というのも、前の段階でできないことがあるまま次の段階に進んでしまうと、どこかで必ずつまずきが生じてしまうからです。
そうすると、結局1つ前の段階に戻らなくてはならなくなり、お子様の学習意欲もどんどんと下がってしまうでしょう。
そういった意味からも、私たちは学習内容に少しでも不安がある場合、その段階から始めることをおすすめしています。
「…でも、そもそも子どもに合った段階ってどう見極めるの?」
「孫の学習状況を把握していないので分からない」
こんな声も聞こえてきそうですね。
ご安心ください。
そうした方のために、四谷学院では「受講前相談」を用意しております。
専任の担当者が丁寧にヒアリングした上で、お孫様にぴったりの段階を提案いたします。
ほかにも「この子のこういうところが気になっている」「学習の進め方で不安なところがある」といった悩みや不安があれば、ぜひ、この「受講前相談」をご活用くださいね。
あなたの悩みに、療育のプロが直接お答えします!
実際にお孫さんと受講された方~おばあ様と5歳のKくんの場合~
ここからは、実際に55レッスンを受講された、K君とそのおばあ様の方のお話をご紹介します。
55レッスンをはじめてすぐに変わったこと
K君は、5歳のときに55レッスンを「A段階」からスタートしました。おばあ様が一番気になっていた悩みは“ことばの遅れ”。実際、この頃のK君は、二語文が少し出てきてはいるけれど、聞き取りにくい音もあり、まだまだ思い通りにことばを発せないという状況でした。
そんなK君、55レッスンをはじめてまず変わったのは「コミュニケーションの量」です。
1対1でのコミュニケーションをとる機会が増えるというのは、指導者との良好な関係性を築く上でも大切なことですよね。黙々と教材をやらせるのではなく、子どもとやり取りをしながら課題を進めていく、というのも55レッスンの特長の1つです。
スモールステップの教材
さらに、K君は絵カードがとても気に入ったようで、すぐに覚えてしまったそうです。当初の悩みであった“ことばの遅さ”が気にならなくなるくらい、自然とことばが増えていったとのこと。
スモールステップをうたっている教材はたくさんありますが、55レッスンは特に、ステップの細やかさや繰り返しの量にこだわっています。なので、おのずと集中力が身につくようなカリキュラムになっているんです。
丁寧で分かりやすい指導書
K君はその後も順調に55レッスンを続け、最初のA段階から、なんと7歳になる頃には小学校2年生に相当する「E段階」まで到達しました。
一般的な子ども用の学習教材では、詳しい「指導の手引き」はついていません。ですから、どのように指導したらいいか分からないことが多いのです。
しかし、55レッスンは違います。
指導の目的や手順、うまくいかないときの方法など、すべて「指導書」 にわかりやすくまとめていますので、どなたでも、安心して取り組んでいただけます。
この「指導書」があってこそ、おばあ様自身も、途中で挫折することなく、療育を行うことができたと言えるでしょう。
さて、ここまで、K君とおばあ様の受講の歩みをご紹介してきました。
K君はおばあ様とともに、今も歩みを進めていらっしゃいます。きっとこれから、K君のさらなる成長が見られることでしょう。
お孫様と一緒に55レッスンを始めませんか?
いかがでしたか?
55レッスンを受講するイメージ、掴んでいただけたでしょうか?
「人に教えること」は、簡単なことではありません。
分かっているけどうまく説明ができない、ということも多いでしょう。
55レッスンの「指導書」は、そんな悩みを解消してくれます。
指導するのは、お子様の身近な大人であればどなたでも構いませんが、大好きなおじい様、おばあ様と一緒であれば、より楽しく取り組んでいただけるかと思います。
また、55レッスンではお子様一人ひとりに専任の担任がつきますので、教材の使い方や課題への取り組み、生活への活かし方などでお悩みのことが出てきたときは、いつでもご相談いただくことができますよ。
詳しくは、HPをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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