国立特別支援教育総合研究所(NISE)に行ってきました!~インタビューその2~
公開日:2018/12/21
最終更新日:2018/12/19
こんにちは、55レッスンの生田です。
11月10日土曜日に行われた国立特別支援教育総合研究所の「研究所公開」に伺ってきました。
この記事では、発達障害教育推進センター「特別インタビュー」第2弾をレポートします。
特別支援教育における発達障害を考える
発達障害教育推進センターの総括研究員でいらっしゃる横山貢一先生にお話を伺いました。
発達障害教育推進センター総括研究員 横山貢一先生
働いていらっしゃる保護者様のために、土曜日に開かれているものもあるので、興味のあるテーマのセミナーや講座があれば、そういった機会もぜひ活用いただければと思います。
そうすると、学校内で研修を開いたり、チームを組んで対応してくれたりと、学校規模でよりよい支援のために動いてもらえることが期待できます。
特別支援学校はセンター的機能と言い、地域の中で特別支援教育を推進するという役割を担っているのです。
ほかにも、教育センターの窓口に相談するのもいいでしょう。さらに、福祉機関や医療機関とつながりがあれば、そうした機関に相談することで、学校に対して助言いただけることもあるかもしれません。
現在、文部科学省と厚生労働省で、「トライアングル」プロジェクトと称して家庭・教育・福祉の連携を進めているところです。この動きが進んでくると、放課後等デイサービスと学校とが連携して支援にあたるケースも今後増えてくるのではと期待しています。
一方、スクールカウンセラーは障害の有無に関わらず、障害がなくても家庭のことで悩んでいらっしゃるなど、より広い範囲のお子さんを対象に相談にあたっています。一つの学校に常駐している場合もありますが、複数の学校を兼務していて曜日ごと各学校を巡回しているというケースもあります。
大体は、年度初めに学校便りなどで特別支援教育コーディネーターの方なども含めて紹介があるでしょう。わからない場合は、学校に電話をして「特別支援教育コーディネーターの先生に相談したいのですが…」と伝えれば、相談の流れを教えてもらえると思いますよ。
大変勉強になりました!
企画展示、イベントについてこちらもあわせてお読みください。
このインタビューは、四谷学院療育プログラム(55レッスン)が行いました。
55レッスンでは、毎月の通信指導を通して、担任の先生が継続的にお子様についての相談に乗っていきます。
55レッスンについて詳しく知りたい方は、ホームページをご覧ください

このブログは、四谷学院55レッスンのスタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、受講生一人一人にサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。療育のノウハウはもちろん、どうしたら家庭で楽しく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。
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