こんにちは、四谷学院の生田です。
こちらが指示したことに従おうとせず、自分のやりたいように貫き通そうとする。
そんな子どもの行動に、親は腹を立てたり、「私を困らせようとしているの?」と思ったり…
子どもと接していると、こんなご経験をされることもあるでしょう。
今日は、そんな状況を打破する突破口があれば…とお考えの方のために、子どもを動かす、とっておきのワードをお教えします。
子どもに動いてもらうには?
子どもを動かす、とっておきのワード、
それは…
「お願いします」
たったこの一言です。
拍子抜けされた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当かウソかは、ぜひ実際にお試しいただければと思います。
「早くしなさい!」
「違うでしょ!」
こうした言葉は、受ける側はもちろんのこと、発する側の心にも影響します。
実際、怒っているうちにどんどん腹が立ってきたり、怒り出したら止まらなくなってしまうこと、ありますよね。
だから、自分の気持ちを静めるためにも、伝え方を変えてみるんです。
手の平を合わせてちょっとオーバーに・・・
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””] ○○くん、お願い! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=””] まあ、仕方ないな。 [/speech_bubble]
お子様の顔を見て首をかしげながら・・・
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””] 着がえてもらえるかな?お願いします! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=””] お願いされているからやってあげようかな。 [/speech_bubble]
このように、「お願い」をされたお子様は、こちらが望んだ行動をとるようになるんです。
指示どおり動かないと一口に言っても、実際は知的遅れが比較的なく単純に面倒くさがってやらない場合、知的遅れがあり指示の理解が難しい場合など、様々でしょう。
ですが、この言葉は、比較的認知の低いお子様にも有効なので、一度試してみる価値はあると思いますよ。
それでも言うとおりにしない時は?
どうしてもやってくれない。
何度試してみても、嫌がる。
このようなときは、お子様が、なぜ繰り返すのか理由を考えましょう。
もしかすると、お子様にとって要求されている内容のハードルが高すぎるのかもしれません。
指示の内容が理解できず、『どうすればいいの?』という困り感を体現しているのかもしれません。
そうした困難さがあるのであれば、「声かけ」以前の工夫が必要となります。
・やってほしいことを視覚的に伝える
など
一人で悩んでいても、なかなか出口は見つからないこともあるかも
一人で抱え込んで、辛い思いをしていませんか?
「55レッスン」は、家庭療育の通信講座です。お子様の特性や性格を踏まえて、どんな働きかけが有効か、担任の先生がアドバイスしていきます。アドバイスシートのほか、いつでも利用可能な質問制度もご活用いただければと思います。
「発達障害児支援講座」は、指導者のための通信講座です。指導の現場での実践力を身につけられます。発達障害児への支援に関する根本的な考え方と具体的なノウハウをご活用いただければと思います。
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このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
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