
こんにちは!四谷学院の発達障害児支援士、発田(はった)です。
「お家でお勉強させようとしても、なかなか机に向かってくれない」「すぐに集中が途切れてしまう」といったお悩みはありませんか?
お子さまが学習に取り組まない時は、無理にやらせようとするのではなく、環境や進め方を少し変えるだけで、意欲を引き出せる場合があります。
この記事では、実際に発達障害児支援士の学びをご家庭で実践されている方の体験談をもとに、お子さまが喜んで課題に取り組むための具体的な工夫とその背景にある理論を解説します。
目次
よくあるお悩みQ&A
実際に発達障害児支援士の受講生の方からも、これらの工夫を取り入れることでお子さまが喜んで取り組むようになったというお声が多く寄せられています。
発達障害児支援士の学びをご家庭で実践されている、K.H様の実践事例をご紹介します。
家で平仮名や数字の勉強をしているのですが、なかなかやろうとしない時は課題の順番を孫に選ばせたり、平仮名→雑巾がけ→数字などリフレッシュさせてあげたりしたら、喜んでしています。
【解説】なぜこの対応が効果的だったの?
K.H様の実践には、発達支援において非常に重要とされる「2つのアプローチ」が自然な形で組み込まれています。
1. 「自己決定」によるモチベーションの向上
大人だって、頭ごなしに「あれをやりなさい」「これを終わらせなさい」と強制されると、なんだかやる気をなくしてしまいますよね。実はお子さまもそれは全く同じです。
「課題の順番を自分で選ばせる」という関わりは、お子さまの「自己決定」を大切にするアプローチです。
一方的に指示をするのではなく、「どれからやる?」と選択肢を提示することで、お子さまは「自分で決めた」という主体性を持つことができます。誰かにやらされるのではなく、自分で決めたことだからこそ心理的な抵抗感がスッと下がり、「やってみよう」という前向きな意欲が生まれやすくなるのです。
2. 「座る活動」と「動く活動」を交互に組み合わせる
ずっと座ったまま学習を続けていると、お子さまも疲れて集中力が途切れてしまいます。そこでおすすめなのが、「平仮名(座る)→ 雑巾がけ(動く)→ 数字(座る)」のように、「静(座って取り組む)」と「動(体を動かす)」の活動を交互に組み合わせる方法です。合間に全身を使う活動を挟んでエネルギーを発散させることで、再び集中して机に向かいやすくなります。
まとめ
お子さまが学習に向かわない時は、大人のペースで進めず、「選ばせる工夫」と「体を動かすリフレッシュ」を取り入れてみてください。
K.H様の事例のように、お子さま自身が「楽しい」「自分でできた」と思える環境を整えることが、持続可能な学習意欲へとつながります。日々の関わり方に少しの工夫を加えるだけで、お子さまの反応は大きく変わります。
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このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。


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