【夏休み・冬休み・春休み】学校が休みの日の過ごし方
公開日:2018/03/02
最終更新日:2019/12/25
こんにちは、四谷学院の生田です。
夏休み、冬休みなどの長期休みの間は、学校がありません。
放課後デイサービスなども、長時間利用するのが難しいこともあるかもしれませんね。
時間をもてあまして、ゲーム三昧・・・ということも。
この記事では、武蔵野東学園の先生よりいただいた「長期休暇の過ごし方」について解説をご紹介します。
武蔵野東学園は、55レッスンの教材編集にご協力くださっています。
スケジュール表をつくる
何をするか、何をしたいかのスケジュールをつくるのがオススメです。
1日の流れ
1日の流れをスケジュール表にして、見えやすいところに掲示しておきましょう。
スケジュールをつくるときは、以下の4つの要素を盛り込むように意識しましょう。
- 勉強
- 手伝い(親がしてほしいこと)
- 運動(ウォーキングやジョギングなど)
- 遊び(ゲームなど)
お楽しみも入れよう
勉強や手伝いばかりでなく、遊び・ゲームなどの子どもがやりたいことを取り入れてあげるのもも大切です。
自分の好きな活動を行う時間をもつことは、将来社会に出てから余暇をどう過ごすか、どのように楽しむか、ということにつながっていきます。
また、楽しみがあると、気の乗らないことでも頑張ってみようという意欲がわきやすくなります。
運動は、無理なく毎日続けられるものを選ぶとよいでしょう。
お子様といっしょに作ろう
お子様が納得した上でスケジュールを組むことが理想です。
バランスをどの程度にするかは、できればお子様に相談しましょう。親が一方的に決めて提示するよりも、お子様自身がは責任を持って取り組んでくれるはずです。
活動の切り替えがなかなかできない場合は
スケジュール表をつくっても、いつもその通りにうまくいくかといえば、うまく行かない場合もあるでしょう。
そのようなときは、活動の順番を入れ替えるなどして、スケジュールの調整を行います。
活動の始まりと終わりを明確にすることもポイントです。
たとえば、以下のような工夫が考えられます。
・やらなければならないものをカゴや箱に入れておき、終わったものは別のカゴや箱に移していく
・活動開始時に「時計の長い針が数字の6に来たら、おしまいだよ」と声かけする
(時計がまだ読めない場合は時計の数字部分にシールを貼っておき、「りんごのところに来たら、おしまい」などと伝える)
・タイマーを鳴らす
・スケジュール表は1つの活動ごと1枚の絵カードでつくっておき、1つの活動が終わるごとにそのカードを一緒にはがす
お子様によって効果的なアプローチは様々ですが、活動の始まりや終わりを、お子様ががわかりやすい方法で体感できるようにしていくとよいでしょう。
四谷学院の療育講座「55レッスン」は、夏休み中からもスタートすることができます。
時間の余裕があるタイミングで取り組み始めるのもオススメです。
くわしくはホームページをご覧ください。無料で資料もお届けします。
このブログは、四谷学院55レッスンのスタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、受講生一人一人にサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。療育のノウハウはもちろん、どうしたら家庭で楽しく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。
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