「ダブルライセンス」は本当に有効?広げるか?深めるか?

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こんにちは、四谷学院の発田です。

「ダブルライセンス」や「ダブル資格」という言葉を聞いたことがありますか?
「ダブルライセンス」とは、複数の資格をあわせ持つことです。

今回は、ダブルライセンスをとるやメリットや、資格の組み合わせ方について解説していきます。また、「発達障害」についてこれから学ばれる方で、初めからダブルライセンスを狙いたい人にぴったりの資格もご紹介します。

ダブルライセンスは有効か

資格は、就活・転職、キャリアアップに今や欠かせない武器と言えるでしょう。学んだ知識はもちろんのこと、「資格取得」までやり抜いたというあなたの意欲をアピールすることができます。

……とは言えども、「資格をたくさん持っている=評価が高くなる」というわけではありません。

例えば、経理のお仕事に就きたいときに「簿記2級+FP2級」ならばわかりますが、「簿記2級+茶道師範」だとちょっと不思議な感じがしませんか?
これは極端な例ではありますが、資格取得において仕事への関連づけ方を考えるのは大切なことです。

ダブルライセンスの効果は、その組み合わせ方によって変わってくるものだと言えるでしょう。

柱となる資格を増強する

すでに発達支援や教育、保育に関する資格をお持ちであれば、その資格の権威や意義を高めるための関連資格を取得することをおすすめします。

例えば、発達障害児支援士を目指す方が既に持っている資格は……

・保育士
・幼稚園教諭
・小学校・中学校教諭

このあたりが多くなっています。ほかにも、福祉系の資格をお持ちの方もいらっしゃいます。そうした方々が「発達障害児支援士」に関連する資格を取得することで、柱となる資格を増強していくことができるでしょう。

ダブルライセンスは、今ある資格の意義を深める役割があると言えます。

異なる分野の資格を活かす

異なるジャンルの資格を取ることで、さらに活躍の分野が広がることもあります。

例えば、発達障害児支援士の方の中には、看護師や栄養士、医療事務の方、習い事の先生など、一見、発達支援とは関連のない職業に就かれている方もいらっしゃいます。
そうした方々は、「かかわる子どもたちのことをもっと知りたい」「適切な声かけができるようになりたい」という目的で資格を取得されているんです。

直接的にスキルを高められるわけではありませんが、資格をとても有意義に活かされていることが分かりますよね。
つまり、異なる分野だから資格を取る意味がないのではなく、どのように「関連付けるか」が重要であると言えるでしょう。

今からダブルライセンスを狙うなら

これから「発達障害」について初めて学ぶ方であれば、「発達障害児支援士」と、“ことばの発達”のスペシャリストである「発達障害児<専門>支援士」のダブル取得をおススメします。

発達障害とことば

発達障害のあるお子さんをもつ保護者や、園や学校の先生からよくいただくお悩みの1つが「ことばの発達」についてです。

「ことばを育てるために何ができるか?」
「保護者の不安を軽くしてあげるにはどうしたらいいか?」

こうした課題に向き合っている支援者の方も多いのではないでしょうか?
しかし、初めて発達障害や発達支援について学ぶ方が、初めから「ことばの発達」について学ぶのはハードルが高いかもしれません。

では、何を・どのような順番で学ぶのがよいのでしょうか?

まずは発達障害児支援士で体系的に学ぶ

初めて発達障害・発達支援について学ぶ方は、「発達障害児支援士」を目指すことをおススメします。

本講座では、基本的な発達障害や発達支援に関する知識はもちろん、指導者としての姿勢も学ぶことができます。具体的な事例を通して支援例を知ることで、あなたの支援の引き出しを増やし、実践力を培っていくことができるでしょう。

また、体系的に発達支援を学んだ上で「ことば」について深堀りすることで、

「この子にはどんなアプローチは有効だろうか?」
「どんな言葉を保護者にかけると伝わるだろう?」

といった、前向きで実践的な支援を考えられるようになるはずです。単なるハウツーで終わらない、というところが大きなポイントです。

◆ダブル受講について、詳しくはこちらをご覧ください。

発達支援は今、求められている分野です

いかがでしたか?
どんな資格を取ればいいのだろう、と考えた時に、「社会的評価が高そう」「なんだかおもしろそう」という理由だけで選ぶのではなく、これからのあなたの人生において「どう役立つか?」と具体的にイメージしてみることで、おのずと必要な資格が分かるようになるはずです。

「発達支援」は、今、まさに求められている分野と言えるでしょう。

そして、発達支援について効率的に学びたいのであれば、ダブルライセンスを目指すのが近道です。

発達障害児支援士資格を取得してから、上位資格「専門支援士」を目指すこともできますが、同時受講をするととで、一気に視野を広げることができますよ。

最短で半年ほどでダブルライセンスを取得可能。
もちろん、合格後も受講期間の2年間は講義動画が見放題です。

◆ダブル受講について、詳しくはこちらをご覧ください。

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