近年、「発達障害」という言葉が広まり、様々なニュースやテレビ番組などでも取り上げられるようになりました。
「自閉症スペクトラム」
「アスペルガー」
「ADHD(注意欠如多動性障害)」
「LD(学習障害)」
言葉だけなら知っている、という方も多いのではないでしょうか?
もちろん、こうした知識を持つことはとても大切なことです。一方で、これらの定義を正しく理解することの意義も考える必要があります。
今回の記事では、「発達障害」について知ることで何が変わるのかを考えていきたいと思います。
知識は力になる
「いつもひとりで遊んでいるけど、大丈夫かな」
「言葉が遅れていて心配……」
こうした悩みはよく聞かれます。
しかし、もしもあなたに「子どもの発達に関する知識」があれば、どうでしょう。
余計な不安がぐっと減り、「どのように対応するといいか」の見通しが持てるようになると思いませんか?
見通しが持てれば、心配している保護者の方の気持ちを軽くしてあげることもできますよね。
「知識は力になる」とはこういうことです。
決して、丸暗記の詰め込みではありません。
経験は自信になる
発達障害に関する「知識」を身につける意義は、目の前の子どもと適切なかかわり方をするためであるということを分かっていただけたかと思います。
しかし、子どもたちと適切にかかわる上では、「知識」だけでは足りません。
同じくらい「経験」も重要になります。
経験が多ければ多いほど、過去の事例から、その子に合ったアプローチを引き出すことができるからです。
ただし、残念なことに経験を積むのには長い時間がかかります。子どもたちは、あなたが経験を積むまで待っていてくれるわけではありません。今この瞬間にも、子どもたちと一緒に過ごせる時間はどんどん減っています。
つまり、子どもたちとのかけがえのない時間を無駄にしないためには、一刻も早く「知識」と「経験」の両方を身につける必要があるというわけです。
発達障害児支援士で学ぼう
「知識」と「経験」を身につける方法、その1つが「発達障害児支援士」という資格取得です。
発達障害について、基本的な知識に学ぶことができるのはもちろんのこと、具体的な対応例が豊富に紹介されているので、普通なら何年もかけて蓄積されていく事例の引き出しを一気に増やすことができるんです。
もちろん、経験の浅い新人さんだけでなく、ベテランの方でも「私のやってきたことは間違っていなかったんだ!」という自信を持てるようになることが期待できます。
繰り返しになりますが、子どもたちは、あなたが経験を積むのを待ってはくれません。
少しでも「子どもたちのために何かしたい!」という想いのある方は、発達障害児支援士資格認定講座のHPをぜひご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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