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発達障害児へのライフスキルトレーニング(LST)

  公開日:2021/11/15
最終更新日:2021/11/19

※この記事は約6分で読めます。

こんにちは、四谷学院の発達障害児支援士、発田です。

この記事では、発達障害児のライフスキルトレーニング(LST)についてお話していきます。
ライフスキルトレーニングをやってみたい方、初めて聞いた方など、ぜひ目を通していただければと思います。

ライフスキルトレーニングは自立をみすえる

発達障害のある子ども、そして家族にとって、今抱えている「困ったこと」に対応していくことはとても大切なことです。
そして同時に、将来、子どもが大人になった時に自立した社会生活が送れるようになっているか?という点もとても重要なことです。

「ライフスキル」とは、最も基本的な生きるためのスキルです。
部屋を片付ける、毎日滞りなく生活できる、必要なコミュニケーションが取れる・・・そうした中で豊かな生活経験を重ねていくための技術と言い換えられるでしょう。
社会でスムーズに暮らしていくためのスキルを総称して、私たちは「ライフスキル」と呼びます。 ライフスキルを高めていくことは、子どもたちのQOL(生活の質)を高めるために欠かすことができません。

ライフスキルとソーシャルスキル

「ソーシャルスキルとライフスキルの違いは何ですか?」
こんな質問をいただくことがあります。
確かに、発達障害のある子どもの場合、ソーシャルスキルやコミュニケーションが課題とされることが多くあります。
そのためにソーシャルスキルトレーニングが最重要と思われる方もいらっしゃるでしょう。

一言で言えば、ソーシャルスキルを含めて、自分の力で暮らしていくための力が「ライフスキル」なんです。

ライフスキルとソーシャルスキルについては、以下の記事で解説しました。ぜひこちらも併せてご確認ください。

ソーシャルスキルとライフスキルの違いとは?【ライフスキルについて解説】

ライフスキルトレーニングは家庭で

お友達との関わり方を学ぶことは、核家族化や少子化が進む現在、なかなか家庭だけで教えることが難しくなってきています。
家で教えたいけれど、兄弟もいないし、近所に同年代の子どももいないし、どう教えていいか分からない!
そうした場合は、保育園や幼稚園、学校など集団活動を行う場の方が、指導しやすい環境になります。

しかし、一方で「生活のリズムを整える」とか「朝の支度を一人でできるようになる」「マナーを守って食事をする」というのは、家庭でなければ教えにくいことです。

とはいえ、私たちがなんとなく身に付けてきたこと、特に教えられた覚えはなく自然にできるようになってきたことを、子どもに教えるのは簡単なことではありません。
ここでもどう教えていいか分からない!という壁に直面します。
園や学校に相談しても、夜の睡眠の様子は実際見てもらうことはできませんし、食事も1回+おやつくらいしか機会がないので、やはり家庭で指導する比重が大きくなるでしょう。

学校や療育施設で行うことができるトレーニングと、ご家庭でできるトレーニングは全く同じではありません。
療育の専門家によって行うことのできるトレーニングもあれば、ご家庭だからこそ取り組めるトレーニングもあるでしょう。

子どもへの教え方を学ぶ

そこで必要となってくるのは、子どもへの教え方を学ぶということです。

ただし!小手先のテクニックを学ぶというのではありません。
「ネットで相談して教えてもらったはいいけど、実践できない」
「本は読んだけどよくわからない」
「何を信じていいか分からない」
こうしたお悩みもよく耳にします。

子どもへの教え方を学ぶ上で大切なことは、少なくとも3つあります。

正しい知識を学ぶ

子育ての仕方は100組の家族がいれば100通りあります。どれが正解というのではありません。
ですから、せっかくのアドバイスも「ウチの子には合わない」「ウチでは取り入れにくい」ということがあって当たり前です。

そこで、まずは発達支援の正しい知識を持つことが大切です。
学びを得ることで、あなたのお子さんを見つめ直してみましょう。

具体的にやってみる

知識を得たら、それをもとに実践してみましょう。具体的な方法を知り、それをやってみることが大切です。
思い通りにならないこともあると思います。「もしかしてこうかも?」と試行錯誤する方法を身に付けましょう。

1回でうまくいく人はいません。
療育のプロでも、上手くいかないことは当然あります。そんな中でも支援の引き出しを増やし続け、試し続けています。

保護者が笑顔でいることが大事

色々がんばっていても、保護者に笑顔が全くなければ、子どもの笑顔はきっと増えないでしょう。
「楽をしよう」というのは、決して悪いことではありません。
がんばりどころはいくつもありますから、修行のようにあえて苦労をする必要もありません。
保護者に笑顔があって初めて子どもにも笑顔が出てくると思います。

発達障害児ライフスキルトレーナーになる!

四谷学院では、国内外で自閉症児教育に50年以上の実績を誇る「学校法人武蔵野東学園」の編集協力を得て
「発達障害児ライフスキルトレーナー資格認定講座」を開講しています。

認定講座の特長
★療育プロの経験を拝借して、効率よくトレーニングを行う。
★豊富な具体例を紹介。
★保護者の負担にならない方法を提案する。

あなたのお子さんの子育ての専門家=あなたです。
発達支援や子どもの発達・発育についての正しい知識を持つことで、あなたのお子さんの専門家になりませんか?

▼発達障害児ライフスキルトレーナー養成講座

資格について

発達障害児ライフスキルトレーナーが目指すこと

家庭で実践できるライフスキルトレーニングについて学び、実践できる人材です。発達障害のあるお子様の保護者向けのものです。

お子さんが療育で頑張っているのだから、その成果を120%得られるように学びたい!という保護者の方が受講されるケースが多くなっています。

▼お子様向けの家庭療育の通信教育講座

▼保護者向けのライフスキルトレーナー養成講座

発達障害児支援士との違い

発達障害児支援士は、主にお子様と関わる仕事をされている方向けの資格です。
保育園・幼稚園・小学校の先生、放デイや児童発達支援事業所の指導員、子供向けの塾の講師やコーチ、クリニックにお勤めの方などが対象となっており、集団活動において問題行動が目立つお子様に焦点をあてて、発達障害の正しい理解を深め、周囲の協力を得ながら子どもたちをサポートしていく人材です。

保護者の方も資格を取得されることも多く、将来、自身の子育ての経験を活かして働いてみたい、ボランティアとして役に立ちたいと考える方もいらっしゃいます。

▼発達障害児支援士資格認定講座

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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