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「子どもはほめるのがいい」わかっていてもほめるのは難しい!?【家庭療育・子育て】

  公開日:2021/09/06
最終更新日:2021/09/07

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の発達障害児支援士の発田です。
先日、こちらの記事で、「ベテラン支援員が教える子どもをほめる方法」をご紹介しました。

【子どものほめ方・伸ばし方】ベテラン支援員が教える子どもをほめる方法

こうした話は聞いたことがあっても、実際には
「ほめることがいいことなのはわかるけど、そもそもほめることがない!」
と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は「子どものほめ方」に焦点を当ててみます。

子どもをほめるとは?

子どもをほめる、というのは、
「すごいね」「がんばったね」「1番になったね」「はやいね」
こんな風に言うばかりではありません。
成果が分かれてしまうような活動に注目をしてしまうと、どうしてもその活動の良し悪しなどで判断してしまいますよね。

子どもをほめることは、もっと簡単なことなんです。

子どものほめポイント

朝起きたこと

「言われたらすぐ起きなさい!」「ダラダラしないでサッサと顔を洗って!」
こんな風に注意しがちですけれども、まずは「朝起きたこと」を認めてあげましょう。
「朝になったね、起きられたね!」「起きたの?待ってたよ~おはよう!」と明るく声をかけてあげましょう、まずは「起きた」ということを喜んでいるよ、と伝えます。

ごはんを食べたこと

「ご飯食べたね」「これ好きなの?全部食べたね!」「味噌汁も飲んだんだ、へー!」
こちらもマナーなどはさておき、「食べたこと」それ自体を認めてあげます。

トイレに行ったこと

「トイレ、行ってきたの」「え?今行ってきたの!ほほぉ~」
「ドアも閉めてくれた?そうなんだ、ありがと」

いかがでしょうか・・・
だんだんと、「え?何それ。そんなことでいいの?」と思えてきたのではないでしょうか?
何気ない日常の生活に「ありがとう」「すごいね」というシンプルな声かけをし続けること、それが“ほめる”ということなんです。

言葉の使い方

「すごいね」という言葉が必要なワケでもありません。
先ほどの例の中でも「へえ!そうなんだ」「ほほぉ」という声掛けがありましたよね。それだけでも、お子さんは「自分のやったことが認められている、受け止められている」と感じることができます。
こうした声掛けやお子様への対応を継続していくことが子どもの自尊心を育んでいくと思います。

できたことに注目することの大切さ

私たちは、ついつい子どもの「できなかったこと」にばかり目を奪われてしまいます。
「もっと気を付けなさい」「ちゃんとしなさい」という言葉は、「もっと気を付ければできるのに」「ちゃんとしたらできるはず」という子どもへの期待が込められています。

しかし残念ながら子どもにはそれが伝わりません。
「自分は、叱られてばかりいる」という印象だけが残ってしまうんです。
以前の記事でも書いた通り、「たった1回叱っただけで、ほめられた記憶が簡単に塗り替えられてしまう」ということも予想されますよね。

 だからこそ、あえて「ほめる」ということが大切になってきます。   

子どもの成長に気付くきっかけに

あるお母さんから伺った誉め言葉です。

「そんなことも知ってるんだ!すごいね!」

実はこれ、逆に「え、それ知らなかったんだ!」とビックリするときに思いついたんだとか。
「普通に知ってて当たり前=親の期待」が含まれています。でも、そうした期待を差し引いてあげると「もうそんなことも分かるようになったんだ」「いつの間にか大きくなったんだなぁ」と感慨深いものがあると思います。
いつもいつもそうした成長に感動するわけではないでしょうが、それでも、子どもの日々の成長は目覚ましいものがあります。子どもの成長をしっかり見守ってあげたいものですね。

「もう知ってるの?」「もうできるの?」という言葉は割と効果的とのことですから、ぜひ活用していただければと思います。

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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