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発達障害の子の自尊感情を育てる自己評価シート

  公開日:2017/06/27
最終更新日:2020/05/07

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。四谷学院の療育通信講座ブログ担当necoです。

療育・育児の基本は「褒める」こと。多くの保護者が実践されていることだろうと思います(^ ^)

今回は、その「褒める」ことについて、少し掘り下げて考えてみましょう。

お子さんに届く「褒め方」は発達段階によって違う

乳幼児から小学校低学年くらいまでは、大人の褒め言葉やご褒美が、何より効果的に子どもたちの心に届きます。
ところが、小学校高学年から中高生くらいになると、大人の言葉は「一番の存在」ではなくなっていきます。

中学生になる前後の時期は、子どもたちの自我が発達し、自分自身の内面との葛藤が始まる頃。
何かと不安定なこの時期には、大人の褒め言葉を素直に受け入れられなかったり、逆に反抗したり、といった様子も見られます。

これらは全て、子どもたちの心身の発達のための、とても大切なプロセスです。大人はおおらかな気持ちで見守ってあげたいものですね。

大人の褒め言葉を素直に受け取らなくなったら

この頃の子どもたちにとって効果的なのは、
友達からの評価、そして、自分自身の自己評価です。
ところが、発達に偏りのある子どもたちの中には、自分で自分を認め、褒めてあげることが苦手な子も多いものです。

そこで今回は、どんなお子さんでも自分で自分を認めるきっかけを作る活動をご紹介します。

自分自身を見つめ直す自己評価シート

たとえば、授業態度の自己評価を行う場合を考えてみます。

このような自己評価シートを使ってみましょう。

※クリックすると画像が拡大します
※この自己評価シートの内容の翻案・引用はご自由にどうぞ。ただし、この画像はサンプルです。画像処理に詳しい方ならすぐおわかりになるでしょうが、わざと四隅を切り残して格好悪く作っています ;p このままではお使いいただけませんので、画像の内容を参考に、ご自身でシートを作成されてくださいね。
 

「今日の目標」は、授業前に自分で決める学習目標です。

具体的で、到達できたかどうかを自分で判断しやすい目標を入れます。
数学の授業なら「連立方程式が解けるようになる」、英語の授業なら「疑問文を作れるようになる」、など。今日の学習単元を参考に、先生と相談しながら決めるのも良いでしょう。

 

左下の「学習活動について」は、授業後に、自分の学習態度を自分で振り返るための項目です。

授業に自信がなかったり、褒められることに慣れていなかったりするお子さんのためには、少し頑張れば達成できるような項目をピックアップし、できるだけ「◎」がたくさんつくように設定して自己肯定感を下げることがないように気を配りましょう。
 

右下の「今日の目標はどうでしたか?」は、「今日の目標」を達成できたかどうか、自分で振り返ります。

イラスト、記号、色分けなど、ご本人が直感的に納得しやすい表現を使いましょう。

活動の目標と評価基準を明確に設定することで、「自分を褒める」 「自分を認める」 ことがしやすくなります。
それだけでなく、活動の到達地点を自分で把握して主体的に取り組めるようになり、活動に対する意欲や取り組み姿勢も改善すると期待できます。
自分で自分を認めてあげることに慣れたら、お友達同士でお互いを認め合う活動に広げていくのも良いでしょう。

今回は授業態度を例にした自己評価シートをご紹介しました。
お子さんのご様子や、いま身に付けたい生活態度などを元にしてご家庭なりの自己評価シートを工夫してみてくださいね。
それでは、また!

55レッスンでは、「できた!」というう達成感を味わえるよう、2種類のシール(プリントが1枚終わるごとに貼るシール、課題が1級分終わるごとに段位表に貼るシール)が附属されています。
教材について詳しくはホームページでもご確認いただけます。

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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