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放課後等デイサービスとは?どんな施設?利用するには?

  公開日:2021/08/11
最終更新日:2021/08/12

※この記事は約7分で読めます。


こんにちは、55レッスンの生田です。

放課後等デイサービスをご存知でしょうか。
もしかすると、すでに通われているお子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
今日は、放課後等デイサービスとはどんなところなのか?
その役割や利用する際に必要なもの、費用について見ていきます。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスとは、小学生・中学生・高校生の障害のある子どもに対して、放課後や夏休みなどの長期休暇を利用して行われている福祉サービスのひとつです。
「放(ほう)デイ」と呼ばれたりもします。

活動内容は事業所ごとに異なりますが、基本的には、子どもたちの将来の自立を見据え、日常生活に関わる活動や遊びを通して、子どもたちの発達支援を行っていきます。

また、放課後等デイサービスには、障害のある子どもたちを直接支援するだけでなく、保護者の方を支援するという目的もあります。
子どもを預かることで、保護者の自由な時間を確保し、子どもに向き合う心のゆとりを持てるようにすることも、その目的のひとつです。そのため、事業所によっては、ペアレント・トレーニングを実施する場合もあるようです。

放課後等デイサービス利用の手続き

放課後等デイサービスを利用するためには、お住まいの市町村区での手続きが必要です。
手続きの流れは、各自治体ごとによって異なりますが、ここでは、大まかな流れをご説明します。

利用の流れ

(1)市町村区の担当窓口に相談
お住まいの市町村区の担当窓口に、放課後等デイサービスの利用について相談します。
  ↓
(2)通いたい事業所を見学
通いたい事業相が決まったら、見学をすることができます。直接事業所に見学を申し込みます。
見学した事業所に通いたい場合、障害児支援利用計画(※1)の作成を事業所に依頼します。

※サービス等利用計画案など名称は各自治体によって異なる場合があります)

  ↓

(3)市区町村の担当窓口に利用申請
障害児通所給付費支給等申請書や障害児支援利用計画などを提出し、事業所の利用申請をします。
  ↓
(4)市区町村の担当者による面接調査
利用要件を満たしているかなどが、面接調査によって審査されます。
サービスの支給が決定されると、受給者証や支給決定通知書が送付されます。
  ↓
(5)契約して通所開始
受給者証などを利用する事業所に提示して契約を結び、通所を開始します。

こちらは、あくまで一般的な流れです。
手続きには、だいたい1~2ヶ月かかる場合が多いようです。
自治体によっては、「サービス等利用計画案」を保護者の方がご自身で記入できる場合もあります(セルフプラン)。
また、子どもに適した支援プランを組むために、複数の事業所を利用することも可能です。

放デイの利用料

利用者の負担額は、利用料の1割の金額になります。
だいたい1回あたり700~1200円程度のところが多いようです。毎月何回利用できるかは、受給者証の発行時に決められます。

この金額は保護者の所得によって月ごとに上限があります。金額は以下の通りです。

      生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯…0円
      年収が概ね890万円未満の市町村民税課税世帯…4,600円/月
      年収が概ね890円円以上の市町村民税課税…37,200円/月

これに加え、通所中に昼食やおやつをとる場合は、それぞれに料金が発生する場合があります。料金は施設によって異なりますが1日あたり数百円の場合が多いようです。

放課後等デイサービスでの活動内容

活動内容は事業所によって異なりますが、厚生労働省によってガイドラインが作られており、主な活動は以下のようなものがになっています。

(1)自立支援と日常生活の充実のための活動

日常生活におけるコミュニケーションや動作の支援を行います。
主に、遊びを通して行うことが多いです。
例えば、パズルをして指先の感覚を鍛えたり、他の子どもたちと一緒にできるようなゲームをして、子どもたち同士のコミュケーションを促したります。
運動中心に行うところや、リトミックなどの音楽活動を中心に行うところなど、各事業所によってその特徴は様々です。
学校の宿題を一緒にやってくれるところもあります。

(2)創作活動

工作や、お菓子作りをする事業所もあります。
できるだけ自然に触れる機会を持てるよう、自然の材料(木や花など)を使って、製作活動をすることもあります。

(3)地域交流の機会の提供

地域に住んでいる方々の交流の機会が設けられているところもあります。
主にボランティアの方々と交流することが多いようです。別の放課後等デイサービスに通う子どもたちと交流できるプログラムがある事業所もあります。

(4)余暇の提供

子どもたち一人ひとりに合ったプログラムを用意し、落ち着いた気持ちで、リラックスできる空間を提供することも、放課後等デイサービスの役割のひとつです。
子どもたちにとって居心地の良い場所になれるよう、事業所ごとに工夫されているようです。

上記は、厚生労働省が定めたガイドラインに基づく、放課後等デイサービスの基本的な役割に沿って活動内容を紹介したものです。
放課後等デイサービスを行っている事業所は全国で1万以上あり、それぞれ事業所が内容を工夫してサービスを行っています。
直接事業所に問い合わせたり、見学するなどして、お子さまに合った事業所を見つけるとよいでしょう。

放課後等デイサービスでの1日の過ごし方

放課後等デイサービスでは、子どもたちはどのように過ごすのでしょうか。
1日の大まかなスケジュールをご紹介します。

学校がある日
14:00~ 順次通所、自由時間
15:00~ 個別支援・課題活動・宿題など
16:00~ おやつ
16:30~ 帰宅準備・帰りの会など
17:00~ 帰宅
土日・長期休み
9:00~  順次通所
10:00~ 宿題など
11:00~ 集団活動など
12:00~ 昼食
13:00~ 自由時間
14:00~ 個別支援・課題活動など
15:00~ おやつ
16:00~ 帰宅準備・帰りの会など
16:30~ 帰宅

以上は、スケジュールの一例になります。
事業所ごとはもちろん、季節によってもスケジュールや活動内容は異なります。
それぞれ、力を入れているポイントは違いますので、お子さんの課題に合わせて事業所やプログラムを選べるとよいでしょう。

また、放課後等デイサービスの中には、保護者に代わって送迎を行ってくれるところも多くありますので、送迎希望の方は各事業所に確認してみてください。
おやつや昼食についても、デイサービス側が支給してくれるところもあれば、ご自宅からお弁当などを持参する必要があるところもあります。こちらも、事前に問い合わせておくとよいでしょう。

放課後等デイサービスとは?まとめ

今回は、放課後等デイサービスについてご紹介してきました。
放課後等デイサービスの利用について詳しくは、お住まいの市町村区の担当窓口までお問い合わせください。

放課後等デイサービスは、通うまでに必要なステップがいくつかあり、時間や手間がかかるものの、通い始めると、子どもたち一人ひとりに合ったプログラムが用意されており、友達との交流ができたり、自宅ではなかなかできない経験ができたりと、楽しんで通う子どもたちが多いようです。

一方で、人気の事業所などは空きがなく、通いたくてもなかなか通うことできないといった声も聞こえてきます。

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【この記事の参考ページ】

障害児通所支援(児童福祉法) 町田市ホームページ

大田区ホームページ 障害児通所支援

障害児福祉:障害児の利用者負担 厚生労働省

大阪市:障がい福祉サービスの利用者負担及び軽減措置

 

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