こんにちは、55レッスンの生田です。
この記事では、毎年11月に行われる国立特別支援教育総合研究所の「研究所公開」をご案内します。
研究をはじめとする様々な活動の成果を教育関係者の方だけでなく、地域住民の方にもわかりやすく紹介するイベントです。
特別支援教育への理解が深まりますよ。
国立特別支援教育総合研究所とは?
国立特別支援教育総合研究所は、1971年(昭和46年)に「国立特殊教育総合研究所」として設置されました。
2001年(平成13年)に独立行政法人に移行し、2007年(平成19年)には「国立特別支援教育総合研究所」となりました。
当研究所の目的は以下の通りです。
「特別支援教育に関する研究のうち主として実際的な研究を総合的に行い、及び特別支援教育関係職員に対する専門的、技術的な研修を行うこと等により、特別支援教育の振興を図ることを目的とする。」
▼国立特別支援教育総合研究所 ホームページ
http://www.nise.go.jp/nc/
発達障害教育推進センターでは、発達障害教育に関する理解啓発活動を行ったり、支援の充実を図るためのセミナーを開催したりしています。
なお、インターネットによる講義配信も行っており、最新の特別支援教育関連情報を提供しています。
学校教育等に関わる方だけでなく、保護者や福祉・医療従事者など、どなたでも登録が可能です。
▼国立特別支援教育総合研究所 インターネットによる講義配信
http://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online
イベント情報
◇ 場所: 国立特別支援教育総合研究所
◇ 費用: 無料 事前申込み不要です
研究所公開!今年のプログラムは?
平成30年度研究所公開のプログラム内容を一部抜粋してご紹介します。今年も盛りだくさんです!
・障害者スポーツ体験「ボッチャ」
・特別支援教育の視点からの教材づくり・教具体験
・ミニ講義「発達障害の特性に関する疑似体験」
・障害のある子どものための教育支援機器の展示・実演
・障害のある子どもに対する生活環境面での身近な配慮や工夫の紹介
など
注目!ノンフィクション作家・中村勝雄氏による講演
今回の特別プログラムとして、重度の脳性まひで車いす生活を送る中村勝雄氏を迎えての講演会が行われます。
中村さんの著書『もう一度抱きしめたい‐脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま』に込められた思い、そしてその後に生まれた二人のお子さんにまつわる育児についてのお話が聞けます。
研究所公開に関する詳細&問い合わせ先
普段なかなかできない体験ができたり、知識を深められたりといったことが、無料でできてしまうんです(一部有料プログラムあり)。
イベント情報の詳細は、下記のページでご覧いただけます。
年に一度の研究所公開、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
総務部総務企画課総務・広報係
〒239-8585 神奈川県横須賀市野比5-1-1
Tel: 046-839-6810
Fax: 046-839-6918
E-mail: a-koho@nise.go.jp
▼「研究所公開」イベント詳細
四谷学院55レッスンも、研究所内にあります発達障害教育推進センター展示室にて、発達障害のある子どもの教育に活用できる教材として展示していただいています。
55レッスンは、ご家庭でできる療育の通信講座です。詳しくはホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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