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【不器用なお子さん向け】「できた!」を引き出す塗り絵の工夫

  公開日:2020/03/10
最終更新日:2020/03/09

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。
全国的に休園・休校対応がとられました。
「子どもが家で過ごす時間が急に増えてどうしよう!」
「ちょっとした時間、一人で遊んでてくれたら家事がはかどるのに…」
「ゲームや動画ばっかりになって心配」
お悩みの保護者様も多いことでしょう。

特に、発達障害のあるお子さんの場合、一つのことに集中しやすかったり、興味の幅が狭かったりするため、対応が難しい、という声を耳にします。

そこで、今日は主に幼児から小学校低学年のお子さん向けの塗り絵の取り組ませ方の工夫をお伝えします。お子さんの好きなキャラクターの塗り絵を使って、ぜひ指導のポイントを実践してみてくださいね。

塗り絵の目的を明確に

まずは、取り組ませる意味を明確にしましょう。
「塗る」という作業では、線をたくさん重ねて描きます。そのため、筆圧の安定など、運筆練習といった位置づけをすることができます。きれいに字を書くことの土台とも言えるでしょう。
こうした活動の意味を理解した上で、遊びとして取り入れるのか、知育的な活動として取り入れるのか決めておきましょう。

こんな時どうする?

塗り絵を知育教材として扱った場合に、次のようなことが起きるかもしれません。

  • 枠線を無視してはみ出してしまう
  • ・塗り残しが目立つ
  • ・途中で飽きてやめてしまう

遊びとして取り組むのであれば気にする必要はありませんが、お勉強の一部として考える場合、どうアプローチすべきか迷うのではないでしょうか。
それぞれ、次のような指導が考えられます。

枠線を無視してはみ出してしまう場合の対応

あらかじめ枠線をなぞっておき、お子様に枠線を意識させましょう。
この時のポイントとして、太めになぞったり、デコレーション用のペンやボンドを使って枠線を立体的にする、という工夫をしてみましょう。

塗り残しが目立つ場合の対応

細かい部分を塗る時の手の動かし方がまだ身に付いていないことが原因かもしれません。
そんなときには、「じゃあ、最後に一緒に仕上げよう!」と誘い、「こうやってコチョコチョコチョ~って塗るんだよ」という声掛けも有効です。さらに、手を添えて指先だけ細かく動かす感覚を覚えてもらいましょう。
手指の操作はすぐに上達するものではないので、塗り絵以外の場面で手を動かす遊びやお手伝い、全身を使う運動を行っていくことも大切です。

また、途中で飽きてしまうことが、塗り残してしまう原因かもしれません。次の対応を参考にしてみてくださいね。

途中で飽きてやめてしまう場合の対応

お子さんにとって塗る範囲が広すぎることがあります。途中で手疲れてしまうのかもしれませんし、集中力が維持できないのかもしれませんね。そこで、「塗る範囲を狭めてあげる」「もう少し小さな塗り絵にする」などが有効です。
また、一緒に塗り絵に取り組める場合には、指導者があらかじめ塗っておき、最後に塗りやすい中央部分だけをお子様に塗ってもらいましょう。「塗りきれた!」「完成できた!」という体験をさせます。そこから、徐々に塗る範囲を広げていきましょう。

「できた!」のプロデューサーになる

さて、ここまで塗り絵の指導の工夫をお伝えしてきましたが、遊びとして取り組むにしても知育として取り組むにしても大切なことがあります。
それは、
「できた!」という成功体験を味わってもらうことです。
これがあるからこそ、お子さんは「またやってみたい」「今度はもっと上手にやるぞ!」という気持ちになります。
なので、私達大人に一番求められていることは、「できた!」を演出する、ということなんです。これは、塗り絵に限らず何事においても言えることだと思います。

55レッスンでは、今回ご紹介したような失敗させないための工夫を「指導書」を通してお伝えしています。
また、毎月の通信指導もレポート形式なので、学習面・生活面でお困りのことに対して個別にアドバイスをお届けしています。
55レッスンについて詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

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