こんにちは、四谷学院の療育担当、発田です。
療育を担当していて、色々学ぶことも多いのですが、
「療育」と言えども肩ひじ張る必要はない、結局は子育てだ!と実感することが多くあります。
療育を行う場所は?
療育と聞くと、専門的な施設や医療機関で受けるものだ、と考える方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
実は私もそう思っていました。
専門機関で専門の先生方から受けられるものだけが「療育」だと思っていたんです。
でも実際は、療育は家庭生活の中に取り入れることができるということを知りました。
子どもはいつもと違うところに行くと緊張することがあります。
普段できていることが、場所が違うだけでできなくなってしまうこともあるでしょう。
そうした意味でも、安心できる・リラックスできる家庭で療育を行う方が効果的な部分もあるというのは、想像に難くありません。
そして、療育機関に通所しながら家庭療育を実行されていらっしゃる方が意外に多い!
それぞれの利点を生かしながら、お子様に合わせたスタイルで療育ができるのは理想的だと思います。
もちろん「家庭療育」と言っても様々です。本格的に保護者様が学ばれて、療育施設並みの指導をされている家庭もあれば、気軽に療育教材を活用されていらっしゃるケースもあります。
お子様の発達段階や家庭環境に応じて、家庭学習としてやれる範囲でやるというのはとても大切だと思います。
というのは、家庭療育は家庭の負担になってはいけないからです。
むしろ、家庭の負担を軽くするための家庭療育であってほしいと思っています。
子育てはオーダーメイド
当たり前のことですが、子どもは一人ひとり、みんな違います。
7カ月頃から、「バババ・・・」「ンマンマン・・・」など、つながった声を出すようになり、1歳になると「わんわん」「ブーブー」という名詞が言えるようになって、2歳ごろには2語文が出るようになる・・・
これはあくまでも目安です。
しかし、「ほかの子に比べて、言葉が出るのが遅い」「お兄ちゃんはもうこの時期は歩いていたのに」など、周りと比べて不安になってしまうこともあるでしょう。
「この子のペースで成長しているんだな」
「この子は、こういうことが得意だな」
そんな風に思えるようになると、過剰な不安に悩まされずに、前向きに子育てできると思いませんか?
でも・・・子育てに悩みはつきものです。不安や心配に対して、いつでも前向きにとらえられるとは限りませんよね。
そんな時には、発達支援のプロの力を借りましょう。
ネットや書籍では一般的な情報しか得られませんが、発達支援のプロに相談すれば、あなたのお子様のためのオーダーメイドのアドバイスがもらえます。
子育て家庭の自宅学習
コロナ禍の影響もあり、自宅学習へのニーズが高まっています。
しかし、発達障害の子どもにとっては、学年ごとの教材ではうまくいかないことも。
そこで四谷学院では無学年方式を採用しています。
A段階からG段階まで、1歳台から成人された方までそれぞれに合った段階で学んでいます。
どの段階から始めればいいか迷われる場合には「判定テスト」もご活用ください。無料でお送りします。
小4以上の学習
社会的自立の基礎を固める時期、その目安は小学校4年生程度と言われているため、四谷学院の55レッスンは小学校4年生相当のG段階が最上位となっています。
それ以降の学習につきましては、お子さん一人ひとりの得意不得意や進学・就職に合わせた指導をすることで、お子さん自身の能力を最大限発揮できると考えています。
四谷学院のご案内プランはこちらです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/onlin55-sotsugyosei/
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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