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学習障害LDの特性と支援の基本その1

  公開日:2017/07/20
最終更新日:2017/12/22

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当necoです。
 
学習障害(LD)の子どもたちは、知的な遅れがないにも関わらず

学習面での得意・不得意の偏りが大きいため

頑張っても成果が現れにくく、周囲に誤解されやすいことが多いのです。
 
ご本人も、

「自分にはなぜできないんだろう」

「頑張ってもどうせできない」

などと、自信をなくしがちです。
 

 
私たち大人は、できるだけ早く子どもたちの苦手さに気付いてあげ、

一人ひとりに合ったサポートをしてあげたいものですね。
 
そんな学習障害LDの子どもたちの一般的な特性と、支援の基本を、何回かに分けてお伝えします。

今回は、LDの子どもたちが持つ苦手さにはどんなものがあるかを見ていきましょう。
 

学習障害LDの子どもたちが見せる様子

LDの子どもたちに多く見られる苦手さをまとめました。
 

1.読むことが苦手

・意味で区切ることができず、1文字ずつ読む
・文字や行を飛ばして読む
・形の似た文字を読み間違う
・拗音(ゃゅょ)、促音(っ)など特殊音節を発音できない
 

2.書くことが苦手

・形の似た文字や漢字を書き間違う
・漢字のへんとつくりを間違う
・意味や音が似ている漢字を間違う
・鏡文字を書く
・句読点を忘れる
・板書を書き写せない
・文字の大きさがバラバラ
・マスや罫線からはみ出す
・文字のバランスが悪い
 

3.聞くこと・話すことが苦手

・聞き間違いが多い
・筋道立てて話すことができない
・言いたいことを言葉で表現できない
・相手の言うことが理解できない
・内容は近いが聞いた通りに書けない
 

4.計算や推論が苦手

・指を使わないと計算できない
・位取りを間違う
・文章問題が解けない
・図形・表・グラフなどが理解できない
・見直し、作業時間の配分などができない
 

 
こういった能力の偏りに気付くのは、本格的な学習が始まる就学以降が多いようです。

それまでも、形の認知ができない、大人の説明がわからないなど、

つらい思いをしていることがしばしばあるはずなのですが、

苦手な分野以外の学習能力には問題がないため、発見は遅れがちです。
 
学習障害のお子さんには、ADHD自閉症スペクトラムを併せ持つ方も多く

社会性の困難や不器用さ、集中することの苦手さなどから、

学習の困難を一層高めている場合もあります。
 
LDだから」「ADHDだから」などと、診断名でお子さんをひとくくりにせず、

その子の得意・不得意をよく見つめて、その子に合わせて柔軟にサポートすることが

何より大切ですね。
 

 
今回は、学習障害(LD)の子どもたちが持つ苦手さの一例をご紹介しました。

次回は、これらの苦手さの背景にある障害の特性について見ていきましょう。
 
それでは、また。
 

 
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